足の硬さを感じたら正座をしましょう
正座できますか?
実は正座は足の機能を高めるための大事なストレッチになります。
日常的に革靴ばかり履いている方
フローリングの上で裸足で立って家事をされている方
歩く時に足を使い過ぎている方
スポーツや登山などで捻挫しやすくなっている方
走っていてバネ感がなくなっている方
足の機能を改善するために、正座をしてみましょう!
足の構造
足の骨格は前足部、中足部、後足部に機能的に分けられます。
前足部(基節骨、中節骨、末節骨)
中足部(立方骨、舟状骨、楔状骨、中足骨)
後足部(踵骨、距骨)
つま先、足の甲、かかとのイメージです。
足の機能
足の指を曲げたり、伸ばしたり、広げたりという動きは知られていますが、あまり知られていない動きがあります。
それは、”ねじる”です。
かかとに対して足の甲からつま先を外向きや内向きにねじる動作があります。
外向きねじりは20度、内向きねじりは40度のそれぞれ可動域があります。
この”ねじる”という機能が、段差や砂場、山などの不整地で移動することを可能にしてくれています。
足ねじれますか???
手と足で握手をして足をねじってみましょう。
右足の場合は、左手と握手。
左足の場合は、右手と握手。
残った手で足のかかとを押さえて、捻じってみましょう。
足の動きはどうですか?
足の機能は失われていませんか?
正座でねじれ機能を改善
正座で狙いたいのは脛から足首にかけて。
そこには脛から足の指に繋がる、前脛骨筋、長母趾伸筋や長趾伸筋、足の甲から足の指に繋がる、短母趾伸筋、短趾伸筋があります。
これらの筋肉が硬くなり、伸び縮み出来なくなっていると、足のねじれ機能低下が進んでいきます。
正座は3パターン。
①正座ゆらゆら
正座をして、お尻を左右に揺らしましょう。
➁正座ひざ上げ(脛の外側)
正座をして、上半身を少し後ろに倒し、手をつけます。
片膝を持ち上げます。
この時、つま先が内側を向いていれば脛の外側が伸びます。
③正座ひざ上げ(脛の中央)
正座をして、上半身を少し後ろに倒し、手をつけます。
片膝を持ち上げます。
この時、つま先が内側を向いていれば脛の中央が伸びます。
そもそも正座できないよ!とか
足と手で握手できないよ!なんて方は、股関節や膝などにトラブルを抱えている可能性があります。専門機関で筋肉や関節の状態をチェックしてもらいましょう^^
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