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”内臓も筋肉”という考え方

”お腹は温めた方がいいですよ”という当たり前のような話。

日頃から温めている人にとっては当たり前こと。


「温めた方がいいのかも…。」
「なぜ温めた方がいいの?」

と感じられている方に知っていただきたいのは、”内臓も筋肉”という考え方。

寒すぎる冬の日。
カラダを動かそうと思っていても思い通りに動かない。
こんな経験はありませんか?

実は普段の生活で、寒すぎる冬の日のような厳しい環境で内臓を働かせてしまっている方がいます。


冷たい水…

「お腹下しやすいんです。」

そんな悩みを持つとある患者さん。
生活習慣を伺うと…

「冷たい水が好きなんです。」


冷蔵庫から出してすぐの冷たい水を飲むことが習慣になっているそうで、夏はもちろん、冬でも変わらず、年中冷たい水を飲んでいたそうです。

冷蔵庫の冷蔵室の適正温度は3~6℃で、そこで冷やされた水は5~10℃程度と言われています。

水風呂であれば、シングルと言われるような水温の5~10℃。
サウナに入って火照ったカラダであれば、入ることは可能かもしれませんが、日常の中で急に入ることはなかなか厳しいでしょう。
冷蔵庫の中から出した冷たい水をすぐ飲むということは、カラダの中をシングルの水風呂に浸けているんだとイメージしましょう。

夏の暑い日や高負荷の運動をして体温が高くなっている時、体内からカラダを冷やすために冷たい水を飲むのは良いでしょう。熱中症予防にもなります。
ただ、日常的に冷たい水を飲む習慣は、内臓を冷やし、機能低下に繋がるので控えた方がいいでしょう。”内臓も筋肉”です。


お腹の機能を取り戻すために…

その方が行った対策は3つ。

・水は常温もしくは白湯を飲む
・湯たんぽ、腹巻きなどでお腹を温める
・背骨(特に腰回り)を動かす

この対策で、お腹がすくようになり、食事量が増え、なにより食事がより美味しく感じるようになったそうです。
再度お伝えしますが、”内臓も筋肉”です。
冷やさないこと、温めること、動かすことで機能を取り戻すことが可能です。

いかがでしょうか?

”内臓も筋肉”

こんな意識でのカラダの使い方もありますよ^^





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