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音声配信アプリ「stand.fm」で話す技術を身につける! 続けるコツも分かってきた

私は、自分の声が好きではない。
話し方も好きではない。
おしゃべりは好きだが、論理的に人に何かを伝えるのが苦手だ。

「こんなことがあった」というエピソードも、順を追って話すことが面倒くさくてあまり人には話さない。
仕事であったトラブルを上司に伝えなくてはいけないときは、はしょってはしょって説明したもんだ。

でも、こうゆうのが得意な人がいるのだ。
同僚にいたのだ。
サービス業でいつお客から呼ばれるかわからないのに、自分のペースを乱さず、順を追って話し切る人。
私だったらヒヤヒヤしちゃって話をはしょり、後から「これも伝えておくべきだった・・・」となるのがオチ。
ちゃんと伝えきれる同僚は、上司にも話を理解してもらい、評価も受けていたいと思う。
そんな同僚ををうらめしく思って見ていたものだ。

はてさて、声はどうにもならないが、話し方はどうにかしたいと思い続けていた。

「人に論理的に分かりやすく伝えるスキルを身に着けたい!
身につけたーい!!」

その訓練をするために私は大きな一歩を踏み出した。

それは、音声配信である。

個人ブログの音声版みたいなもので、誰でも好きなことを配信できる「stand.fm」というアプリがある。
私はしばらく「聞き専」ってやつだったが、2022年早春。
ここを訓練の場に選んだのである。


やってみたら、これがまた面白い。
最初の頃は、話すとき息を止めてしまってるみたいでしょっちゅう息切れしていたが、慣れてくればそうでもない。
ライブをするワケでもないので、特段緊張もない。

一応、私が決めていることが2つある。

1つ目は、台本を書かないこと。
配信するために台本を書く人もいるらしい。確かに、喋り下手な私が配信するには台本があったほうが伝わりやすいだろうと思う。
でもそれでは意味がないのだ。
私は、日常会話で人に分かりやすく的確に話を伝える訓練のために配信を始めた。台本を持って日常会話に臨むことはできないのだ。いつだって一発勝負の本番なのだ。

2つ目は、続けること。
続けなければ意味がないと思った。だからこそ台本を書かないというのもある。「台本を書いてから収録」なんてしていたら、面倒くさがりの私が続けられるわけがない。
続けることで上達していくのだ。

「続ける」についてちょいと深堀り。
「続ける」というのは難しいことだ。
でも最近、少しだけそのコツを掴みかけていると思う。それは、完璧になってから発信しようと思わないこと。
山の麓にいる自分が山を登っていく様を毎日毎日発信することで、気づけば高いところまで登れるのだ、きっと。その姿を人に見せずに山に登りきった姿だけを発信しようと思っても難しい。
まずやってみる!
やってみるから気づくことがあり、学ぶことがある。そこにおもしろさが見えてきて、続いていくのだと思う。

さて、音声配信を続けて約4ヶ月が経った。6月に入ってからはなぜか突然「毎日配信しよう!」と思い立ち、毎日配信を続けている。
その変わり、このnoteはすっかりご無沙汰だ。

コンプレックスである声、苦手だと思っている喋りのスキル。
苦手克服のために始めてみたのに、なんだか無性に楽しい。

喋りがうまくなっているかというとそうではないが、多少論理的に分かりやすく話すということはできるようになっている気がする。
まだしばらくは、音声配信の沼から抜け出せそうにない。


stand.fmの収録の仕方についての配信はコチラ↓


#やってみた大賞


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