【心に残った他人の言葉⑬】「食べることは生きること。生きることは食べること」平野レミさん
私は無類の名言好きだ。
これまで10年くらい、本やらテレビやらで見かけた名言をノートに書き留めてきた。ここ最近は、スマホの日記アプリに入力することもあり、なんとなく整理がつかなくなってきた。
これからは、このnoteに記していこうと思う。
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昨年、1回目の緊急事態宣言が明けて、新しい日常が動き出した頃だったろうか。『あさイチ』のゲストに、料理家の平野レミさんが出演していた。
十年以上前、藤井隆がマシューというキャラクターに扮した番組の料理コーナーで、彼女が破天荒料理を作る様子を観ていた。それまでの料理家のイメージをくつがえすキャラクターに釘付けで、マシューとのコンビネーションも最高だった。(復活してほしい〜)
その番組もいつしか終わり、昨年の『あさイチ』で、結構久しぶりにこの人を観たような気がする。相変わらずの飛ばしっぷりで、メチャメチャ笑ったし、すごく元気をもらった。
この人の、ある意味すごい名言。
「喉を通るときその料理になっていればいい」
目ン玉飛び出すほど驚いた。コロッケは揚げないで具の上に衣部分をふりかけるだけ。餃子も包まない、みたいな。
すごい発想だ。常識にとらわれない。
この人、心から尊敬する。
『あさイチ』でも破天荒料理を作ったりしてかっ飛ばしていたが、ふと(本当の)名言が飛び出した。
「食べることは生きること。生きることは食べること」
ホント、これに尽きる。
食べなきゃ生きられない。
だから美味しいもの作ってモリモリ食べるんだ。
コロナ禍ですっかり外食をしなくなった。お惣菜もほとんど買わなくなった。
かといって料理が得意なわけじゃない。
故に、おかずを何品も作るのがキツイときもある。そんなとき、もう一品作るエネルギーをくれるのが、この言葉だ。
ちなみに、尊敬するレミさんの教えを胸に、ロールしないキャベツ名付けて「ローらないキャベツ」を作ったことがあるが、
娘からは、「次からはロールして」と言われた・・・。