フリーランスでもコロナ感染症特別貸付受けられます
先日、日本政策金融公庫のコロナ感染対策特別貸付の申し込みから電話面談までを書きましたが、なんと、決定通知が届きました!
この上の記事で電話面談を終えたのが4月20日、
決定通知が速達で届いたのが4月24日ですから、昨日には発送してくださったはず。
なので、わずか3日程度で審査を通してくれたことになります。
ゴールデンウィーク明けになると聞いていたので、逆に予想外でびっくり。
担当の人が「それは緊急ですよね」と電話口で同情してくださっていましたが、特別に急いでくれるというふうな様子ではなかったので、スピードアップを公庫全体で頑張ってくれているのかもしれません。
私は、日本政策金融公庫はもちろん、事業融資そのものが初めてだし、どこかにローンを組んでることもなく、また担保となる資産もなく、連帯保証人もなく、という、審査するにも何にも参考にならないのでは?という条件で、なおかつフリーランスの舞台制作。
出した書類は確定申告書・決算書(青色申告してます)の控えと、自分で作った損失一覧と窮状熱弁の一筆(笑)だけで、特に収入の証拠も求められませんでした。通帳コピーすらも出す必要なかったし(残高の聞き取りのみ)
もちろん融資金額は、書いた金額が通るというより、具体的に「これくらいならいけるのでは」と担当の人が提案してくれた金額になりましたが、それでも年収の半年近く分で、なんとまあ良心的な。
なので、フリーランスでも通ります。この常時貧困ギリギリの私も通ったのだから(笑)
確定申告だけはきちんとしてないとダメだと思いますが、基本的に通すつもりで対応してくださってるのが伝わりました。
決定通知は、契約書類(印紙貼る)、送金先、返済の引き落とし口座、印鑑登録証明書、任意の団体信用保険の返送。
ま、そのために市役所に行って証明書取って、郵便局で印紙買って、簡易書留で送る、という印鑑文化炸裂の外出&窓口接触はありましたが、簡易書留も受取人払い(公庫)になっているのには感謝しました・・
そして、通常3営業日くらいの入金が、今大幅に伸びているということで、ゴールデンウィーク挟むと半月くらいかかることになりそうだけど・・・まあもう仕方ない。
今回の融資申し込みで、国の決定によって大きな負荷がかかっている現場は、こんなところにもあるのだなあとすごく思いました。
でも、そんな大変な中でも、共感の言葉がお互い出せるかどうかで、全然気持ちが違う。担当の人が最初から、舞台関係者への共感とともに話を始めてくれたので、本当に救われる思いがしました。
もちろん人によって、窓口によって、かかる時間も対応もいろいろだとは思いますが、本当に生き延びなくてはいけない人、情報に振り回されてあきらめないで、申し込んでみてほしいです。
特に舞台関係者、コロナの件で心が傷ついた人たちが日常に戻った時、私たちの仕事が切実に必要とされる時がくると思います。その時、どうにかまた舞台が作れるように、使える制度は全部使って、乗り切りましょうね。