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インナープリンスとインナープリンセスの物語
僕のインナーチャイルドは
不動明王か仁王樣のように
眞正面を見据えているのです
睨みを効かせることもなく
眞顔で眞っ直ぐに
抱きしめてみると
体温は極めて熱い
なんなら
抱きしめた僕が
彼の体温で暖を取れるくらいに
抱きしめた時に氣付くのです
彼の心は凍てついた湖畔のよう
インナーチャイルドである彼の
體の熱とは男性原理(王子)
心の氷とは女性原理(姫)
インナーチャイルドである彼もまた
心を凍らせ立っていた
王子は
不幸を嘆く母を幸せにしようとしていたのです
王子は
母の嘆きを
姫の嘆きよりも大きなものとして認識している
その為
姫の嘆きは満たされず
姫の心は凍てついていきました
王子の女性原理としての自分自身である姫がそうなのです
アウターアースのパラレル・セルフ(他者)である
母という存在は
インナーアースのインナーセルフを
そのままに映し出しますから
母の心は凍てついたままでした
姫の凍てつく心は
そのまま
王子の凍てつく心
それはそのまま
母の凍てつく心
なのです
つまりは
インナーチャイルドとしての僕の心
さらには
アウターアースの僕の心そのものなのです
そして
誰も未だに幸せに至っていないのです
解決策はただ一つ
王子の顔晴りを大いに讃え
王子の自尊心を回復させながら
王子の目を姫へと向けてもらうこと
王子の凍てついた心を氷解させて
同時に
姫の凍てついた心を氷解させます
母をなんとか幸せに
と
母の要望を全て聞いて・・・
でも
母は一切受容れない
母の一切の拒絶
姫の王子への寂しさ
王子の他者を見られない眞っ直ぐさ
これは
アウターアースの僕に
依存心、かまってちゃん、承認欲求、
過度な眞面目さ、頑固さ、白黒思考、
幸せの拒絶、愛の拒否、セルフ・ネグレクト
等々として
まさにアダルトチルドレンとしての全てを表していたものでした
王子は男性原理の塊です
それ由來の炎の熱が體の温度なのです
つまり
王子の類稀なる不動明王のような炎は
姫に向ければ圧倒的早くに
湖畔の温度を上げられるのです
王子の心にある湖畔の氷
姫の心にある湖畔の氷
インナーチャイルドの彼の心にある湖畔の氷
アウターアースの母の心にある湖畔の氷
アウターアースの僕の心にある湖畔の氷
アウターアースで出逢う
全てのパラレル・セルフ(他者)の
心にある湖畔の氷
それは
インナー・プリンス🤴に掛かっているのです
➖八王子や八幡山に來た意味を思います➖
祭統 白宇
SHIR㊉W