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国内バスケ編#1コロナ禍の今だからこそ再開に向けリーグのスポンサーを振り返る
【はじめに】
読者のみなさんこんにちは!『スポンサー営業マンになりたい素人』です。
このnoteではスポーツのスポンサー事例を紹介していきます!
※今回紹介するスポンサー契約は2016年3月にリリースされた内容です。
その中身について考察していきたいと思います。
(※2020年6月10日に契約が更新されましたね!!)
国内バスケ編初回の今回は国内バスケ全体を理解するためにBリーグのスポンサーシップの事例を見ていきます。
【Bリーグとは】
バスケットボールファンであればBリーグの誕生にどれだけの苦労があったはご存知かと思います。
(※著者もバスケ大好きなため、Bリーグの誕生は不安と歓喜の渦でした)
Bリーグとは、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグの通称で、2015年に創設された日本の男子プロバスケットボールリーグのことです。
それまではbjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)とJBL(日本バスケットボールリーグ)という2つのリーグが存在し、運営がされていました。
しかし、2014年にFIBA(国際バスケットボール連盟)から国際試合停止処分が出されたことを機にガバナンス改革が行われ、統一リーグとしてBリーグが誕生しました。(詳しくはHPへ)
他業界から10年は遅れていると言われているスポーツ界の中では革新的な運営体制で3年連続で増収増益のリーグになります。
中や裏話が気になる方はこちらをお読みいただければ理解が深まるかと思います。
https://www.amazon.co.jp/稼ぐがすべて-Bリーグこそ最強のビジネスモデルである-葦原-一正/dp/486667086X
そんなBリーグはメインのスポンサーとしてソフトバンクと契約を結びました!
**【ソフトバンクとは】
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『情報革命で人々を幸せに』という多くの人が一度は見聞きしたことがある理念の下、情報・テクノロジー分野において多様な事業を展開しているソフトバンクグループの企業になります。(実は皆さんご存知の携帯・通信サービス以外にも色々な事業を展開されています。)
福岡ソフトバンクホークスやPayPayなんかもソフトバンクグループになります。
【契約内容】
<主な内容>
・契約期間は2016年から4年間
・契約金は120億円
・スポナビによるB1、B2の全試合中継(2018年にDAZNへコンテンツが移行しバスケットLIVEによる全試合放送へ)
<その他>
・各種広告宣伝やロゴの使用など
【お互いのメリット/目的】
<Bリーグ>
・莫大なスポンサー費の獲得
・既存ファン以外への配信による認知向上
<ソフトバンク>
・国内バスケの放映権獲得
・Y!mobileへの乗り換え
・Yahoo!プレミアム会員の獲得
Bリーグとしては
①それまで万年赤字で運営していたこともあり、リーグの構築に必要なキャッシュが必要だったこと
②既存ファン以外へのアプローチのきっかけ作り
の2点がスポンサー獲得の際の大きな目標だったのではないかと思います。
ソフトバンクとしては
①スポナビライブのコンテンツ拡充
②既存事業へのチャネル数増加
の2点が満たされること、世界的にみたバスケットボールの市場規模から今回の契約に至ったのではないかと思います。
【まとめ】
個人的な印象としてはBリーグはよくぞここまで最適なスポンサーを口説いて来たなという印象です。ソフトバンクに関してもリスクと意思決定のスピードは流石の一言です。
ソフトバンクからの潤沢な資金によりリーグは3年連続増収増益ですし、国内におけるBリーグの認知もしっかりと獲得できています。
そんなnoteを書いていたらちょうど契約更新のリリースが!!!
契約を更新してということはソフトバンクにとっても有益な投資になっていたということですね!
今後もBリーグとソフトバンクとの協力体制により日本バスケットボール界の改革から目が離せません。
【引用元】
https://group.softbank/ (ソフトバンクグループHP)
https://www.bleague.jp (Bリーグ公式HP)
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2020/05/20/kiji/20200519s00011000356000c.html (スポニチ)
https://www.sankei.com/photo/daily/news/160310/dly1603100038-n1.html (産経フォト)