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いつか行きたいヨーロッパ百名城ロシア 編No.100モスクワのクレムリン
首都でもあるこの都市は、15世紀末から現在までロシアの中枢機関として約500年間栄えてきました
城壁の総延長は2.25km
20の城門を備え、内部には様々な時代の様式による宮殿や大聖堂があります
さすがに広いですね
クレムリンの手前にある『赤の広場』
ソ連解体後は、映画の撮影やロックコンサートが行われるなど、雰囲気も変わりましたが、ロシア革命の舞台にもなった史跡でもあります
「赤」は元々ロシア語で「美しい」という意味もあり、広場の名前は本来「美しい広場」だったらしいです
いよいよ敷地内の紹介です
『クレムリン大宮殿』
全長125m、奥行63mの圧倒的な大きさです
1849年に建設され、セメント、暖房設備など最新技術により当時は西洋屈指の大宮殿だったとか
一般公開はされていませんが、現在も叙勲式や外国からの使節の謁見として使われているそうです
武器庫"アルジェイナラ・バラータ"
かつて武器を作ったり保管したりしていた場所だったそうです
しかし、モスクワからサンクトペテルブルグに遷都が決まった際に武器も全て移してしまったため、宝物殿となったとか
現在は13~18世紀の宝物が観光客向けに展示されています
『大砲の皇帝』
1586年にスパスカヤ塔の門を守るために造られましたが、結局今まで一度も使われたことはなかったとか
『スパスカヤ塔』
クレムリンと赤の広場を繋ぐ場所にある塔
一番格式が高いとされ、高さ約74mの偉容を誇り、時計塔となっています
15分ごとの時鐘と、1時間ごとの時鐘が鳴らされるそうですが、だとするとけっこう頻繁ですね
2020年11月に鐘を刷新したそうです
クレムリン大宮殿の東に『大聖堂広場』と呼ばれる聖堂が集合した区画があります
前述の『大砲の皇帝』はむしろこちらの広場な方が近い
『アルハンゲリスキー大聖堂』
タマネギ型と呼ばれる5つの丸屋根があり、なんと歴代皇帝の納骨所となっています
『生神女就寝大聖堂
(ウスペンスキー大聖堂)』
皇帝の戴冠式に使用されていたとか
堂内にはフレスコ画やイコンが展示されていますが、改めて見るとロシアは西欧よりビザンツ様式の影響が強いことがよくわかりますね
ラストは『鐘の皇帝』
大聖堂広場の中心にあり、重さ200tの巨大な鐘が展示されています
もはや、住めますね