いつか行きたいヨーロッパ百名城リトアニア編No.92城郭都市ヴィリニュス
ラーバス ヴァーカラス(こんばんは)
前回に続きバルト三国からのご紹介
首都でもあるヴィリニュスは、13世紀に設立された城郭都市です
中世のリトアニア全盛期は軍事大国で、黒海まで領土を拡げていたとか
ゲディミナス城
いわゆる"王宮"で、旧市街の丘の上に建てられた城郭です
縄張りは10世紀あたりの西洋で見られるモット・アンド・ベーリータイプですね
現在は一部しか残っておらず、現存する西の塔はゲディミナス塔とも呼ばれているとか
かつてリトアニアの通貨、リタスの紙幣にも描かれていたそう
元々は、ヴィリニュスの南にあるクレヴァ城(現在ベラルーシ領)とメディニンカイ城に続く門だったそうです
街に9つあった門のうち、現存しているのはこの門だけであり、他の8つの門はすべて18世紀末に破壊されたとか
ゲティミナス城と暁の門の中間にある"大聖堂広場"
広場にはヴィリニュス大聖堂、鐘楼、リトアニア大公宮殿、3つの建造物があります
サイズ感はどれもビッグで、さすがヨーロッパ最大級の旧市街
旧市街にある教会は、大半がカトリック教会です
注目は15世紀に建てられた聖アンナ教会のファサード
ちなみにリトアニアは旧ソ連でもあったためロシア正教の教会も見られます
日本でいう函館みたいな街並みであるようなないような感じ
旧市街の東に隣接するウジュピス地区
こちらは、チェコの街並みのようなボヘミアンな雰囲気
浦沢直樹さんの漫画『MONSTER』でも似たような街が出てきそう