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ようこそ、川上村のみなさま

 先週末にお越しくださった福島県や静岡県のお客さまに続き、今週は奈良県川上村からお客さまがいらっしゃいました。主催は有田川女子会で、「郷土寿司から地域を知る 2 日間」というテーマのもと、そのルーツや取り組みを弊社も一緒になって学ばせていただきました。

 川上村をはじめとする奈良県南部では、柿の一大産地であり、また柿の葉寿司が有名です。一方、和歌山県では、和歌山ラーメンのお店では必ずと言っていいほど置かれている、サバを使った早寿司が有名です。私たちが暮らす有田川流域でも、なれ寿司をはじめとする葉っぱで包まれたお寿司が食されています。使われる葉は、あせや芭蕉、わさび、たこな(みょうが)など、季節ごとにさまざまです。

 私たちが拠点を置く清水地域でも、秋祭りなどのハレの日には、昔は各家庭でなれ寿司を作って木箱に詰めていたものです。しかし、家庭の味を受け継ぐ人は少なくなり、これらを扱うお店もめっきり少なくなりました。

 地域に古くから伝わる郷土食。食“文化”という言葉どおり、その地域の歴史そのものでもあります。地域文化を後世に繋いでいくため、私たちもその一助になれればと思います。


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