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白目相談室「自分を大切にするとは?」

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ご相談ありがとうございます。
臨床心理士/公認心理師の白目みさえです。


「自分を大切にする」の意味がわかりませんとのこと。

自分にご褒美を買うとか
癒しの時間を作ってあげるとか
自分の本音を言ってみるとか
ありのままの自分でいるとか

そんな意見が巷には溢れているかと思いますのできっと相談者様もご覧になったことがあるでしょう。

ただしこれらは「自分を大切にした結果の行動の一例」であって、「大切にするとはどういうことか」の説明ではありません。

欲しくもない芋羊羹を自分にご褒美として買ったからと言ってそれが「大切にしてるんか」って言われたら多分ちがいます。

「ありのままの自分でいる」ってなんなん?わがまま放題に生きろってこと?ってなりがちですけどそれもまた違います。

私もこの「自分を大切にする」ってなんやねん?って長年考え続けてきてたんですけど、ようやく「こういうことかなあ」って言うのが見えてきたのでご説明させていただけたらと思います。

ここにも結構書いてあるのでよろしければ合わせてどうぞ。

色々言いたいことはありますけど、それは上の記事にも書いてるんで、とりあえず「シンプルなこと」より一歩進んだ感じで「自分を大切にしてるって言えそうなこと」をお伝えしますね。

でもその「シンプル」って何したんかがわからないので、「もうそれやってます」やったらごめんなさいね。

明日から始められそうなことから言うと「周りのことよりも自分のことを『先』考える癖をつける」から始めてみられると良いと思います。

「自分を大切にする」というのは「周りを無視して何がなんでも自分を通す」って意味ではないですよ。それはちょっと極端すぎます。

「周りのこと」は一応考えるんです。

ただ「自分のことを考えたあと」に考えるんです。

小さなことのように見えますが、実は全然違います。


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