人生に緊張感がほしいのかもしれない
キングオブコント、ビスケットブラザーズが優勝でしたね!!
おめでとうございます!
当たり前だけど、どの出場者も本当に面白くて!
いやーしかし個人的には以前も書いたように最高の人間とかが屋を贔屓にしていたので、2本目見られなかったのは悔しかったなぁ。でも、最高の人間は来年も出てくれるとのことなので、来年まで生きようって思った。「ユニットだからこれっきりの関係」って言ってたのに(笑)嬉しい!!
まあでも前回書いたように最高の人間はそもそも岡野さんをネタの世界に引き戻す事務所の思惑があったので、来年もあると思うと一個目的は達成されているわけで。
そんな感じで今年はまさか吉住さんが出ると思っていなかったKOCであって、特に最高の人間を予選から応援していたのでやたらとこっちも緊張して決勝を見ることに。
あ、もちろんお笑いの日はちゃんと8時間全部見ました(笑)
そう、それで見ていて、KOC始まる前に錦鯉のお二人がKOC会場から中継していて、審査員にインタビューしようとしていたんですね。まあ結果リハーサルなんでって断られていたけど(笑)
その、KOCの緊張感ある会場リハーサルが始まる様子を少し見て思ったのが、
あぁ、この緊張感いいなぁ
だった。
緊張する場面ってできれば避けたいものじゃないですか。
緊張とリラックスだったらリラックスをとるものだと思うんです人間。
それが私は「緊張感がいいなぁ」って思ったんです。これ、見ていていいなぁと思ったというより、「私もこの緊張感味わいたいなぁ」のいいなぁに近かった。
なんせ今の私の生活にはあまりに緊張感がなさすぎる。
最後にちゃんと緊張したの、いつだろう。
私は自分で言うのもなんだが、多分割と舞台度胸がある方だ。
私の緊張ヒストリーを紐解くとまず小学生時代。習っていた某武道の大会。四方に審査員がいる中で演武をするのはそれなりに緊張した。「緊張すると顔触る癖がある」と友人の母親に指摘されて、「あぁ、これ緊張してるんだな」って思った。もう一つとても記憶にあるのが校内放送。放送委員会に所属した私は、初めてのお昼の放送にめちゃくちゃ緊張した。指先に血が通ってないんじゃないかと思うほど手が冷えた。
それから中学に入って、音楽系の部活に入っていた私は初めて人前で演奏する機会で緊張した。しかしこの経験の積み重ねによってか、人前で何か発表するという事に関してのハードルがすごく下がった。プレゼンをする授業の多い学校だったのだが、「緊張するからプレゼン苦手」という友人を横目に私はプレゼンが好きだった。
大学では演劇をやっており、本番は緊張した。それはそれは。
でもこの緊張は今思うとすごくよかった。
思い返してみれば、人前で発表することに対する緊張感ってこれが最後。
社会人になってからめっきりなくなった。
大勢に向けてプレゼンとかするような仕事であればあるのだろうが、そういう仕事ではない。
あー私人生に緊張感がないなぁって思うのだ。
穏やかな日常も大事だけど、多分私には程よい緊張感が必要なんだと思う。
実際、今の人生すごく退屈。
KOCの緊張感は順位に対するものの方があるかもしれないけれど、準備してきたものを人前で発表する前のあの緊張感、舞台の本番前を思い出して「いいなぁ」と思った。
KOCのCM見ました?舞台袖やリハーサル、予選の芸人さん達の様子を映したCM。めちゃくちゃかっこよかった。
準備してきて、発表する緊張感、今求めているのはそれかもしれない。