大きくなりました。
娘は明日成人式です。
でも、成人式は出ないといっています。
成人式といえば、とても厳かな門出の式でもあり、旧友との再会の場でもあったりと楽しいはずなのでてっきり出席するものと思っていたのですが。
昨今の事情からでしょうか？
娘は今大学1年生です。
受験で志望校に入れず、1年浪人しました。
でもその甲斐あって、希望の大学に入ることができました。今は病院附属の大学の看護学部で毎日勉強を頑張っているようです。
実習などを行う上で、さまざまな感染症の対策に向けた取り組みがあるようで、次はインフルエンザ、次はB型肝炎、という具合に予防注射をたくさん受けています。
成人式に出ない、とは、そういうことも関係しているのかな？
でもお写真は撮りたいと言うので、ならレンタル着物で写真館を予約しようとしたのですが、「おばあちゃんちにあるので良い」と、私の7歳上の姉が着た振袖で撮影を予定しています。
振袖は数十年昔のもの。でもとても綺麗な着物で、てっきり私も姉のお下がりを着たものと思っていいたのですが、「あんたはおばちゃんのを着物を着たんだよ」と母や姉に聞かされ、小さなショックを受けました。
娘は淡白でマイペース。冷静で杓子定規な性格です。なので、余計なお金はかけたくない、などという親に気遣いをしたということではなく、ただおばあちゃんちにある着物を自分が着ることで、おばあちゃんも私の姉も喜ぶことと言うことをよく知っているのでしょう。
我ながら、なかなかよくできた子です。
トンビが鷹とはこのことですね。
末尾となりますが、我が家と同じく、ご成人を迎えるご家族の皆様。
この度はおめでとうございます。
そして、来年度から、成人が18歳になるという時代を迎えますが、何歳であっても素晴らしい門出に、可愛らしいお着物姿やビシッとした袴姿を見ることができて、みんなでお祝いできることをとても素晴らしいことと、日本人であってよかったな、としみじみと感じた、子育て終了を告げる一コマでした。
あぁ、小さい頃はこんなんだったなーのお話はこちらです。