仕事と健康、人生について
今回は仕事と健康について書きます。
筆者は昨年11月末まで約1年間休職していました。理由はパワハラによる鬱病です。
法令遵守も品質や会計だけ(それすら最近は不正が相次いでいますが…)、労務管理は無法地帯… 休職前の勤務先は現職もその前も、全てそんなダブルスタンダードな「典型的な」日本企業でした。
熱意とヒステリーの区別もできない中高年社員の怒号が飛び交い、年休申請も突き返されるか嫌がらせのおまけ付き。
2019年も怒号(1回は暴力も)の中、総合職の正社員(といっても筆者ともう1名だけでしたが)が全員休職。当時の筆者のSNSは「死にたい」投稿のオンパレード。
会社はと言うと、休職直前の健康管理室で当時の上司が筆者に全責任を押し付ける発言を繰り返し、筆者の査定を平然と下から2番目に下げ、復職後の新しい上司も昨年度査定は全く同じ。昨年は休職で年収が百万単位で激減+労災追求もできずリハビリも自己負担。復職面談と並行して加害者(定年間近の同僚)と元上司を役員直通の内部ホットラインに通報も内部調査で相手は全否定、復職時の異動希望(都内の別部署)も無視され加害者と同じ部署に復職、「投薬で運転不可」に対し運転必須な僻地への転勤予告(公的機関に相談して潰したのは昨日記事の通りです)…。
会社への怒りと幻滅の中で転職活動を続けつつ、復職後は健康管理室の女性と頻繁にやりとりをしています。聞くと今もメンタル不調や社風への不満による休職・退職者、内部ホットラインへの通報者は相当に多いとか。
休職前も長年の無理が祟ったのか、糖尿病や透析などでボロボロになった定年間近の方も数多くいました(透析を始めると、4割は5年以内に死んでしまうそうです)。
休職と復職を通し、「会社は絶対に守ってくれない」「自分を守るのは自分しかいない」と骨身にしみて痛感しました。「会社なんかのために死んでたまるか」とも。
そもそも会社なんて株主が儲けるための一次的な仕組みです。たかが1社員が1度きりの命を捧げる価値なんて絶対ありません。
復職後、会社では自分の安全を全てに優先しています。転勤を潰したのも、会社のためにリスク取って運転して事故ったら苦しむのは自分だからです(会社の露骨な責任逃れ・事なかれ主義は去年目の当たりにしましたし)。復職後「うるさい厄介者」を会社に印象付けるため、意図的に動いた面も少なからずあります。
筆者は休職前の40年間、ブラック企業、ブラック部活、「ブラック家族」を全て経験しました。以前ネットコミュニティに書いたら、ある読者から二重に驚かれました。1つは「育った環境があまりにも異常すぎる」、もう1つは「それで自殺も犯罪も起こさず的に自立して生きているのはもはや奇跡」と。
最近自分でも思うようになりました。過去のあまりに異常な環境を生き抜いたんだから、少しは自分を褒めてあげてもいいのかなって。
今も転職活動が全然うまくいかずにもうすぐ1年になります。何度も不採用通知ばっかりだと結構落ち込みます。でも今は自分を守ることができるようになったから、今までよりはマシかなとも思います。
今も2社応募中、そのうち1つはちょっと有名なIT企業からのスカウトです。だめかもしれないけど、やれるだけやってみます。
最後に1曲。自分の人生とモロに重なる好きな曲です。
「Alive」 by Sia
https://youtu.be/uQXDfk-Q0jg