Photo by tae1813 古今伝授三鳥で一句 50 白 2021年12月25日 05:54 鳥と恋の饗宴投句期間 12/25 20:00まで! 鳥と恋の饗宴提出三句この痛み恋といふのか呼子鳥よぶこどり百千鳥ももちどり何処どこも彼処かしこも愛を告ぐ逢ひたしと稲負鳥いなおほせどり鳴きゐたり古今伝授三鳥とは呼子鳥(よぶこどり) 晩春【解説】「万葉集」や「古今集」にも出てくるが、貎鳥同様、この鳥も何の鳥であるかはわかっていない。鶫、鶯、郭公など諸説あるがどれも不確か。猿の声という説もある。きごさいより百千鳥(ももちどり)三春【関連季語】囀【解説】春、いろいろな鳥がひとところに来て囀っているさまをいう。恋の相手を求めて鳴き交わすさまは、春の躍動そのものである。【来歴】『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。【文学での言及】我が門の榎の実もり食む百千鳥千鳥は来れど君ぞ来まさむ 作者不詳 『万葉集』ももちどりさへづる春は物ことにあらたまれども我ぞふり行く よみ人知らず『古今集』【実証的見解】百千鳥は、春の呼子鳥、秋の稲負鳥と並ぶ古今伝授三鳥のひとつ。古今伝授とは、古今和歌集の中の難しい語句の解釈を特定の人に伝授すること。百千鳥は、一説には鶯とされるが、「百千」の表記から、多くの鳥、さまざまな鳥と解釈したほうが自然である。きごさい稲負鳥(いなおおせどり/いなおほせどり) 三秋【子季語】いなおせどり【解説】古今集に詠われた鳥で、何の鳥かは定かではない。この鳥が鳴くとき、人が稲を背負いて家に入るので名づけられたともいわれる。きごさい ダウンロード copy この記事が参加している募集 #国語がすき 4,684件 #俳句 #季語 #国語がすき #jhaiku #鳥と恋の饗宴 #鳥恋 #百千鳥 #12月25日から沙々杯はじまります #古今伝授 #呼子鳥 #稲負鳥 50 お読みくださりありがとうございます。拙いながら一生懸命書きます! サポートの輪がつながっていくように、私も誰かのサポートのために使わせていただきます! サポート