【絵本】大好きなママ
大好きなあなたが、もしも大変な思いとぶつかって、自分を捨ててしまいたくなったら、僕はどんなふうにあなたのことを繋ぎ止めておけるだろう。
大好きなあなたを失わないために、できる限り精いっぱいの気持ちを伝えても、まるで伝わった手応えがないようなとき、僕はあと、どんなことができるだろう。
作者の投げかけた答えはシンプルだ。
全力で、あなたが好きなのと伝える。
あなたといる私は心から幸せなのと伝える。
あなたと歩む未来はこれからも幸せに彩られているのだと伝える。
たったそれだけの、易しいようでいて、誰にも真似できないプレゼントを、僕はかつて見たことがあっただろうか。
そうか、もしかすると、僕がこれまでの人生で出会ったささやかな幸せを一つ一つ拾い集めて、一つの結晶にしたとしたら、きっとこんな絵本になるんだ。
小寿々さんの娘さん。
あなたの描いたあなたの絵本に出会えて、僕は幸せです。
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