(左手)ドケルバン病~やっと…次へ…(3)
開いてみると
私の腱鞘は
なかなか
めずらしいもの?だったらしく
予定より
時間はかかったが
無事終わった
けっして
原因不明ではなかったことも
わかった
その構造は
生まれつき
持って生まれたモノ
元々炎症を起こしやすい作り
だからいずれこうなることは
「運命」だったそう
腱鞘炎の痛みに悩まされて
おそらく数年
(5年前の別医師の診断は手根管症候群)
自分の行動の何がダメで
こうなったのだろうと
ずっと
考えてきた
いわゆる原因探し
腱鞘炎は
~~~のしすぎ
…と言われたから
ピアノとかギターの弾きすぎ?
手書き?
パソコンのキーの打ちすぎ?
ミニチュア作りの時のミリ単位の指先の小さな動き?
スマホの扱い方?
昔…一晩中編み物してた…な…
でも
そのどれでもなかった
人は
毎日
指を動かすために
腱を伸ばしたり縮めたりする
それは
数え切れない程の回数
誰にとっても普通の日常
一々意識していない
その誰にとっても日常の動きが
私に取っては
「破壊」へ続く道だった
生まれて
自ら指を使ったその瞬間から
「破壊」へ向かって
進んでいた
ずっとそこに
変わらずいてくれるもの
私の体の小さな一部は
実は
自分の身を焦がして
働いていたということ
それは
切ない
とっても…
左手をジッと
見つめる
そして
右手を当てた
以前…こんな想いを綴った
これは
私の生き方の
根本をなすモノ
「命」とは身を削って
尊ぶモノ