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(2)なんと(右手)親指バネ指発症〜やっと(左手)ドケルバン病は経過良好で「いいね」ができるようになったのに

そして
激痛のために
少しずつ
できて当たり前なのに
できないことが増えていく
それは…

このお話の続きです

今…できないこと

ペンやマーカーのフタを取る
ペンで文字を書く
リングファイルを開く・閉じる

割り箸を割る
箸を使う
カップの取っ手を持つ
包丁を使って野菜の皮をむく
はさみで切る
おせんべいを割る

ファンデーションケースを開ける
化粧品用のチップを持つ

タオルを絞る
洗濯物干しのピンチをとめる
スイッチを押す
何かをつまむ

歯みがき粉のチューブを押す
歯みがき

ファスナーを上げる下げる
着替え(下着やパンツを引き上げる、ホックをとめる)
ひもを結ぶ
靴下やタイツをたぐる

本や書類のページをめくる
ペットボトルの蓋を開ける閉める
料理(片手では野菜の皮を剥けない)
フライパンを持って皿に移す
縫い物・編み物
髪をドライヤーで乾かす
ドアの開け閉め

…そして受診
主治医の先生は同じ先生
安心かな…

以前から
小さな不具合は伝えていたが…
私の症状を聞いて
告げられた内容は
あまり変わらない
とにかく
選択肢は
注射または手術
まずは
注射ですね〜と言うことで

例のごとく
看護師さん2人は
私が動かないように
固定するため
肩を
がっしり押さえられ
背中をトントンされ
痛い痛い注射を打たれた

主治医の先生は
「硬いなあ(腱鞘が…)」と
呟く
「次は手術かな」とも
呟く
どうぞ注射が効きますように

以前
左手の手術後の受診の時に
右手の不調を訴えた時
主治医の先生は
「左手と右手は別物だから
右手は別の日に予約して」と
言った
だから
「右手」で受診している私の左手を
見ることもない

「半年前に手術したところは
どうですか?傷痕はどうですか?
痛みはどうですか?」と
尋ねることもない

私は「ひとり」なのに
やはり
「左手」と「右手」は
別物なのだろう

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