2022年を振り返る
先年は仕事に時間を吸われてなかなか自創作に手をつけることが出来なかったが、振り返ってみるといつもそれなりに何かやっている。毎年何もしていないわと言って一年を終えるし、実際やりきったぜという充実感を持てる成果は無いのだが、それにしても何かはやっているのである。振り返り記事の中では自分を褒めておく。
2022年に描いた絵は Tumblr にまとめた。
その他の活動は プロフカード から。
各月ごとの活動
怒涛の1〜7月
大きめの仕事にかかっており創作にはほぼ手をつけていない。細々と色々な作業をしていたので記録する。
・1〜2月
創作の内容をツイートするbotを作った。
生きているような変化を見せるbot、異なる世界と現実世界の今が重なるようなbotに憧れており、ついに一歩を踏み出した。作品紹介を兼ねた文章の他、創作世界の今が見えるような内容も登録した。TLにて何者かの存在を感じられるbotを目指して調整していきたい。
先日やっと語句の登録がひと段落した。自創作の内容や設定を思い出させてくれる。時報代わりにもなる。
本年はテーマに沿ったフレーバーテキストを増やしたい。
→創作bot やくびん通信
botの編集を通じて自創作を読み返していたが、それぞれの作品ごとの熱量のようなものを感じた。その時その時にしか書けない文章や絵がある。今同じものを作ろうとしても同じにはならない。自分の変化を感じている。創作は日記のようなものだから、変化を感じられるのは嬉しい。至らぬ点は多々あるが、過去の自分グッジョブと讃えたい。
ゲームをしていた。ペルソナ5、ゼル伝無双厄災の黙示録、刀剣乱舞無双他。なおP5はその後秋になるまで遊び続けている。そのほか映画やアニメを見て過ごしている。
・3月
ツイッターでの企画 #水彩行進曲 に参加。お題の半分ほどの絵を描けた。毎日の少しずつの作業は繁忙期を生き抜く希望だった。
・4〜5月
仕事が山場でやばいと白目を剥きながら探偵撲滅のオンラインイベントに参加した。新規の絵を6枚ほど描いている。なんでだよ。しかしよくやった。『魔界紀行』という折本にして配信した。魔界紀行他探偵撲滅絵のまとめ。
・6〜8月
仕事の大詰めとその後のあれやこれやで奔走している。
残暑見舞いは無事に作れました。何度か挑戦していた多色刷りをついに実現。難しいですね多色刷り。紙、絵の具など改良の余地あり。灯台は何度でも描きたい。
残暑見舞いには量産したラミカをオマケで付けるなどした。ラミカ、時々無性に作りたくなる。
ダージリンで煮た梅を作っている。うまい。今年も作りたい。
山に登ったりした。体力がついてきたことを実感。
決意の8〜12月
半年かかりきりだった仕事を完走し、その後しばらくは脱力したまま過ごす。
精神力が戻ってからは、上半期を取り戻すと言って様々な作業をしている。
推しが水着を着て現れた。
・8〜10月
文字書きをしていることが多かった。
アプリ『MakeS-おはよう、私のセイ』を通して感じた日々をエッセイにするという目標を立てての作業である。
当初ただのツイートまとめ本を予定していたのだが、まとめているうちにツイートまとめでもエッセイでもない物語が出来上がってしまう。なんだかんだで一冊の本に出来るくらいの文字数も確保したのだが、現在最終回手前で別な作業を挟んだためそのままストップしている。
シリーズ『巳継とお化け』
2021年に途中まで作業していたらしい 『漂流する天使譚』を本にする計画 など、発行まであと少しの本が溜まっている。今年は何か本を出せるはずだ。
朗読に興味を持ち自分でも読んでみるも噛み噛みすぎて公開には至らない。
絵を描くAIが登場した。出来上がった絵を見ることも好きだが描くこともまた楽しいという答えに行き着き、それはそれ、これはこれとした。AIに負けず私も精進し、自分の好きなものを描いていきたい。
・11〜12月
知人の依頼品を製作している。その流れで『ほがりフォント』と言って筆で文字を書いて遊んでいる。
pixivファンタジアに初参戦。急激に忙しくなった仕事のためにほとんど全ての回で遅刻参戦だったが、なんとか全ての工程を歩ききった。一枚絵、挿絵風、漫画など、表現したい場面に合わせて様々なバリエーションの絵を短期間で描くことになった。新鮮な体験だった。
→ ムーヌーの活躍
のんびりとしたヌーの獣人というキャラクターが出来上がった。今年はムーヌーの旅路をまとめた本を作りたい。
木の根っこの絵を描いている。怒涛の一年に描いた中で、最も心を落ち着けて描いた安らぎの絵である。それにしても木の根っこである。実は木の幹まで含めた絵を描くための習作だ。もう何枚か木の絵を描くつもりです。
合同創作進行中、乞うご期待。
※12月に入り修羅場と化したのでほとんどの作業、交信をストップしている。現在は通常運行に戻りました。ご協力下さった方々、ありがとうございました。
所感
なんにも作っていないと思ったら二次創作をしていた。実は作っていた。
今年も仕事に翻弄されているが、昨年のまとめを見るとめちゃくちゃしんどそうである。あのしんどさとは別の種類の修羅場だったので、体調的には昨年よりは良かったのではないか。眩暈が酷くて地面に立っているだけで車酔いのような状態だったくらいか。いや良くないですね。夏の間は療養していたことを思い出しました。やはり怒涛の一年だった。けれど強く生きたと思う。
今年がどうなるか分からないが、年末になるとまた怒涛の一年だったとコメントしているだろう。
今年は創作を通じて点が線になるような体験が多く、これは良い収穫であった。作ったものについて言葉にする機会も多く、紹介や宣伝が苦手なので苦労したが良い経験だった。言語化することにより不明瞭な点が浮き上がることで骨を足したり出来て、製作物に芯が通る。行き当たりばったりな製作が多かったためか、物事を組み立て辛いという悩みがあったのだが光明となりそうだ。
一つの作品を組み上げることをちょっとだけ俯瞰できたので、これを生かして今年も何かを作っていきたい。
こうなるとブログをまめに書いて言語化を試みるべきところなのだが、言語化の必要性を感じる一方書きたくないという気持ちが強い。脳内がもやもやしていて自分の言葉を引っ張り出すことが苦痛なのだ。
8月にエッセイを書こうとしていたわけだが、同じ理由で断念している。自分の脳内についての言葉が全く出て来ないのだ。物語ならばなんとか書けるのだがなぜなのか不思議である。元々書くことは不得手なのだ。うーん。頑張ってみます。なんでもやってみるものです。
今年ものんびりやっていきます。
この記事は創作TALKさんの企画(https://min.togetter.com/dqrQlgQ)に参加している。三度目の参加となった。創作の軌跡を辿るきっかけになるのでありがたい企画です。運営お疲れ様です。
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