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Photo by
nanasuzuki
気象研究で活躍している日本人を発見
天気分野では
トルネードの威力に”藤田スケール”
台風どうしのパワーがぶつかりあった時の”藤原効果”などと
日本人研究者がけっこう偉大な功績を残していて
このnoteにも時折書き残してきました。
つい最近の
真鍋淑郎さんの”世界初”気象分野でのノーベル賞受賞は
記憶に新しいところ。
きょうNOAA(アメリカ海洋大気庁)のニュースを見ていたら
またしても日本人の研究が紹介されていました。
「欧米で人間が排出する大気汚染物質を減らしたら驚きの結果に:
ハリケーンが増えた」
驚きました!はい。
1980〜2020年
ヨーロッパやアメリカのエアロゾル排出量削減が
北大西洋のハリケーンを増やしたという結果が。
また同じ期間に
中国やインドのエアロゾルの排出が増えた事により、
北太平洋の台風が少なくなったとの事。
確かに日本近辺の台風は減ったかもーと思いながら拝読し、
じゃあ、大気汚染物質が多ければいいのかと思ったら
そんな事はなく。
欧米の排出削減により
南半球の熱帯低気圧は少なくなったそうで。
こちらは
NOAA地球流体力学研究所(プリンストン大学)の
村上裕之研究員のリサーチ結果です。
NOAA GFDLと言えば真鍋先生のいらっしゃった所ですね。
紹介しているNOAAの記事の文言にも、なんだかリスペクトを感じました。
村上研究員の「地球温暖化で日本近辺の異常な雨が増える」という記事も
最近読ませて頂いた所でした。
日本から離れた場所で、頑張っている日本人を見つけられて嬉しいです。
※ 今日タイトルに選んだ絵は
”彩雲”に似て綺麗だからピックアップさせて頂きましたー。