近くて遠い先のこと
なぜだか最近よく考えてしまうことがある。
自分でもわからないが、結婚という言葉に取り憑かれ、考えてしまう。
芸能界の結婚ラッシュ、スポーツ選手の結婚報告、もちろん自分の周りにも。
新年早々にネットニュースに出続ける情報。
インスタグラムの婚姻届の上に指輪が並べられた、おなじような投稿をいくつも目にしてきた。
そのおかげなのか、なんだか身近に感じるような、すごく遠くにあるような。
先日、興味本位で彼に結婚について聞いてみた。
(「私と、というのは別で。」と前置きした)
まず、結婚願望がないのであれば、彼との今後の付き合いを考える必要がある。
私「結婚したいって思う?」
彼「したいとは思っているよ。」
私「いつ頃とか考えていたりするの?」
彼「まだ考えていないけれど、いずれ転勤する可能性もあるから、それも踏まえて
考えたい」
結婚願望はあるのだと聞き、少しホッとした自分がいた。
転勤について行ってもいいかと聞くと、彼はいいよ。と答えてくれた。
彼との将来はまだわからないが、こういう話ができたことが私の第一歩だと思う。
プロポーズには指輪じゃなくてメッセージ付きの印鑑が欲しいな。結婚式のドレスは長袖タイプのクラシカルなものがいいな。将来子どもは3人欲しいな。理想の夫婦をインスタグラムで拝見して、想像している。想像は無限にできるし、想像を膨らませている時間が楽しい。
私は、将来もし子どもができたら、その子どもから
「父と母のような夫婦になりたい」
と言われるのが理想だ。
私の父と母は先日離婚した。
お世辞でもいい夫婦とは言えなかった。
私は父と母の姿を見て、結婚なんてしたくないとも思えたし、愛とはなんなのかを教われなかった子どもである。
そんな私が、結婚したいと思える相手に出会えたことがすごく嬉しい。
この気持ちをいつまでも大切にしたい。
焦ってするものではないし、こういうことは全てタイミングだと思っている。
2年後3年後かもしれない。あるいは今年中かもしれない。
自分のベストなタイミングでやってきますように。
近くて遠い未来に期待をして。
〜素敵な大人になりたい〜
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