母のいない日(備忘録①)
先月、母が病にたおれた。
ある日曜の早朝6時半。
いつもならあと2時間くらい爆睡している私だが、なんだか胸騒ぎがして飛び起きた。
…予想は的中。
母が、床にうずくまり動けなくなっていた。「頭が痛い」と声を振り絞るように伝えてきた。嘔気もひどく、このままじゃ危ないと察した。
「病院へ行こ!」と言い私は適当に着替えを済ませ、準備をした。
母は嘔気が収まらず、いつの間にかトイレにいた。
この様子では私が病院へ連れて行くことは不可能だと感じ、気づいたら救急車を呼んでいた。ここまで