イロミ

素敵な大人になりたい20代女子の頭の中

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    彼との馴れ初め。備忘録みたいな

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夜明けのすべて

2024.2.9公開 ※ネタバレを含む表現があるかもしれません。  最初にこの映画を見ようと思ったきっかけは、あらすじを見て、主人公がPMS(月経前症候群)であるということだった。社会人になってからだろうか。生理前に自分の不調を強く感じるようになった。この映画ではどのように描かれているのか気になった。  この映画は、起承転結があるお話ではなく、どこにでも誰にでもあるような日常が織りなすものだった。心地よいヒーリングの音源と、陽の光のあたたかさを感じる映像シーンが、何度も

    • 母のいない日(備忘録①)

      先月、母が病にたおれた。 ある日曜の早朝6時半。 いつもならあと2時間くらい爆睡している私だが、なんだか胸騒ぎがして飛び起きた。 …予想は的中。 母が、床にうずくまり動けなくなっていた。「頭が痛い」と声を振り絞るように伝えてきた。嘔気もひどく、このままじゃ危ないと察した。 「病院へ行こ!」と言い私は適当に着替えを済ませ、準備をした。 母は嘔気が収まらず、いつの間にかトイレにいた。 この様子では私が病院へ連れて行くことは不可能だと感じ、気づいたら救急車を呼んでいた。ここまで

      • 父と似た彼氏

        この前、彼とドライブしながら隣の県へ向かっているときのこと。 …びっくりした。 私の父の歌声と彼の歌っている声が一緒だった。 彼は車を運転しながらよく歌っている。 付き合った当初からそうだった。 なぜ急に感じたかは自分でもわからないが、 「海の声」を歌っていたそのとき、ハッ!と驚いてしまった。 父はよく歌う人だった。 のど自慢大会に応募するほど歌が好きだった。 車の中で、お風呂の中で、自室でも、よく歌声が響いていた。 父の歌う「海の声」も、もちろん聞いたことがあった。

        • 仕事と4月

          社会人4年目を迎えた4月、はじめての異動がありました。 勤務地は変わらないが、部署が変わるため、自分の中では大問題でした。 引き継ぎのため3月にはみっちり指導され、慌ただしい毎日を駆け抜け、あっという間に4月を迎えてしまいました。 3月の後半、異動の準備や新しい仕事に追われすぎた私は、余裕がなくなり彼と喧嘩になりました。 今まで大きな喧嘩もなく、3月でちょうど1年半を迎えたところでした。 いつものように電話をしていたとき、私の対応が冷たい!と彼が怒って(?)きました。 冷

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        記事

          バレンタインデートという名の

          その日は7時に起床し、チョコレート作りから始まりました。 バレンタインデーの手作りチョコです。 当日の14日は平日で会えないため、その前の土曜日に渡すことになりました。 出来立てのチョコを持って少々浮かれ気味で12時半、待ち合わせ場所へ。 お昼ご飯はちいかわとコラボ中のく◯寿司に行きたいとねだりましたが、ス◯ローに行くことになりました。(笑) 二人ともお寿司が好きです。月に1回は必ずお寿司屋さんへ行っています。 デザートにわらび餅を一つ頼んで、じゃんけんで勝った方から食べ

          バレンタインデートという名の

          髪を切ったら気づいてくれる人

          私の職場のみーさんは、いつも髪型の変化に気づいてくれる。 髪を切った日には必ず声をかけてもらえる。 この前、前髪を揃える程度に数ミリ切っただけなのに、 「前髪切った?」 と気づかれた。 さらにその前には、前髪をいつもより強めに巻いただけなのに、 「前髪いつもと違うよね?」 と、これまた気づかれた。 他の誰にも気づかれないのに、みーさんは毎回気づいて声をかけてくれる。 そしてこの前、みーさんが私の上司に、「髪切りました?」と声をかけているのを見た。 その上司は、髪を切っ

          髪を切ったら気づいてくれる人

          スイ先輩の寿

          スイ先輩が突然わたしに打ち明けた。 仕事の休憩中だった。 ちょうど二人になったタイミングに。 「私、結婚することになって…来月でここを辞めるんだよね」 「えっ…!!!」 スイ先輩はわたしの一個上の先輩だ。 入社したてのわたしをいつも気にかけてくださり、何度も救われた。 そしていつも先輩を頼っていた。とても頼りになるお方だ。 今までプライベートの話はあまりしたことがなかったが、こんなに素敵な人だし長く付き合っている人がいそうだなって感じがした。 報告を受け、居ても立っても居

          スイ先輩の寿

          朝食のパンを辞めたらもっとパンが好きになった

          物心ついた頃から、毎日の朝食はパンを食べていた。 かれこれ15年くらいだろうか。 焼きたてのトーストや菓子パン、クロワッサンやロールパンなど大好きなパンを 毎朝食べていた。 私はパンが大好きだった。 社会人になってから、私はエステに通いだした。 エステのお姉さんに 「パンは小麦の塊だからお肌に良くないよ」 と言われてしまった。 すごくショックだった。毎日パンを食べているからお肌が荒れちゃうのか…と。 あんなに大好きだったパンを一瞬で嫌いになりそうだった。 それから私は朝食

          朝食のパンを辞めたらもっとパンが好きになった

          一生モノの友達

          mに会うのは2年ぶりだった。 mは大学生時代に出会った友達で、距離的なことやコロナウイルスの影響でなかなか会うことができなかった。 そんなこんなでやっと会う予定を立てられたときは本当に嬉しくて。 1週間前から、電車の時刻を調べて天気予報をチェックして当日に着る服を決めて 前日の夜にはパックをして。まるで彼とのデート並みの気合の入りようだ。 2年ぶりに会う彼女は、以前に増して可愛かった。 同性の私からみてもなんだか守ってあげたくなるような愛らしさがある。 ナチュラル系の

          一生モノの友達

          図書カードと彼と大きな本屋さん

          先日、彼と本屋さんデートをしました 県内の大きな本屋さんで、初めて訪れました。 上から下まで本がぎっしり並べられた本棚の間を歩くのは、 なんだかわくわくしました。 途中、彼は本棚の隙間でかくれんぼし始めました(笑) なんか楽しそうでした。 エッセイ本や自己啓発本など二人で見ながら感想を言い合うのも楽しくて。 こういうデートもたまにはいいな。 わたしは大好きな吉本ばななさんのコーナーに。 初めて行く本屋さんでも、吸い込まれるように足が動きましたね。笑 私が持っている3冊とは

          図書カードと彼と大きな本屋さん

          近くて遠い先のこと

          なぜだか最近よく考えてしまうことがある。 自分でもわからないが、結婚という言葉に取り憑かれ、考えてしまう。 芸能界の結婚ラッシュ、スポーツ選手の結婚報告、もちろん自分の周りにも。 新年早々にネットニュースに出続ける情報。 インスタグラムの婚姻届の上に指輪が並べられた、おなじような投稿をいくつも目にしてきた。 そのおかげなのか、なんだか身近に感じるような、すごく遠くにあるような。 先日、興味本位で彼に結婚について聞いてみた。 (「私と、というのは別で。」と前置きした) ま

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          誰にも言えないお胸のはなし

          大学生になるまで、ブラをつけたことがなかった。 私が漏斗胸だと知ったのは、入社前の健康診断のときだった。 心電図検査で、看護師さんが電極をつける際に私の上半身を見て、 「漏斗胸だね」 と言った。 …ロウトキョウ? 初めて聞く言葉だった。 その後は健診どころではなかった。 急いで家へ帰って、その単語を調べた。 今まで、私はただの貧乳だと思って生きてきた。 これを知って腑に落ちた。 ただの貧乳ではない、病気だったんだと。 私の場合は、中心より右寄りの一部が陥没している。

          誰にも言えないお胸のはなし

          クレーンゲーム

          あれは絶対に1回で終わらせる気がないだろう。 クレーンはうまい具合に掴むと上まで持ち上げる。 そして期待と興奮で見守るこちらを欺くかのように振り落とす。 「もう1回やったら取れる!」という謎の自信が出てしまう。 これを数回繰り返すと、気づいたら大金がなくなっている。 こうした経験が一度でもあるのではないでしょうか この記事を書きながら、思い出したことがある。 中学生の頃、クレーンゲーム好きの友人と遊んだ時のことだ。 「私これ得意だから取ってあげる。イロミ好きなのある?」

          クレーンゲーム

          変わりゆく

          「〇〇ってほんと変わらないね〜」 この距離感、安心感がなによりも心地よい。心地よかった。 高校時代に仲良くなった友達。共にバカなことしたりふざけ合ったりしてた。 どちらかといえば私はツッコミ役だった。 すごく楽しくて、このままずっと仲良しでいたいなって思ってた。 高校を卒業してからも、頻繁に遊んだ。 二人でも、複数人でも。 大学生になって社会人になって、いろいろな人と出会った。 それでもまだその友達とはよく会っていた。 居心地がよかった。 いつからだろうか。 違和感を

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          大人な恋もいいけれど

          大人な恋愛 恋愛に求めるものは、年々変化していく。 二十歳も過ぎて、そろそろ恋愛もオトナ化していくのかな〜なんて考える。 社会にのまれ、忙しなく過ぎてゆく毎日から、逃げたくなる時もある。 そんな、まだ大人になりきれない23歳の私が相手に求めるのは童心に帰る場所だ。 ドレスコードのある高級レストラン 回らないお寿司屋さん ワインを嗜むお洒落なバー どれも大人っぽくてかっこいい それでも私は、 油の匂いがしみつく焼肉 チェーン展開の回転寿司屋さん ファミレスのドリンクバ

          大人な恋もいいけれど

          マッチングアプリ8~あとがき~

          今回はマッチングアプリという題材で執筆しました。 結論から言うと、マッチングアプリをやってよかったです! アプリをはじめる前は、あまり良いイメージがなかったし、そこまでして彼氏ができてもなぁという感じでした。 とりあえず登録だけの気持ちではじめましたが、やっていくうちにだんだん面白くなって、でも後々面倒臭くなって…マッチングアプリの醍醐味を味わえた気がします。(まだ読まれていない方は、ぜひ1〜7をご覧ください笑) ちなみにわたしはアプリをはじめて、1ヶ月ちょっとで彼氏がで

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