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満月の夜に

満月の夜🌕。

突如リビングで瞑想。

数分が経過したかな。

お月様に向かって

話しかけた。

かえってきたのは、

亡くなった母の声だった。

彼女の笑顔もやってきた。

第一声。

「十三回忌なんてやらなくていいわよ!」

なんとも彼女らしいセリフ。

来月東京で十三回忌に行く予定だったが、

悩んだ末、辞めることにした。

ここのところ、母のことがずっと思い出されていた。


「思い出してくれるだけでいいのよ」

と、母は言った。

彼女の介護のときに、兄弟代表で毎日のお世話をした。

料理の腕も未熟で、力を尽くせなかった自分の後悔が、

彼女との対話で、溶けていった。

大粒のなみだ。

満月は何かが終わり、次に進めるタイミング。

母のおかげで、

前に進める心の軽さを手に入れたよ。

尚さん(母の名前)、ありがとう。

お月様も、ありがとう。

また、ときどき尚さんのこと、思い出すね☺️。

思い出すだけで、いいんだね。

友人Hちゃんのためにつくった、コキアと流木の御守りほうき


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