三代将軍徳川家光を祀る大猷院をご紹介
こんにちは、ゆうさいです。
徳川家康さんが開いた江戸幕府をより盤石にした3代将軍徳川家光さん。
今回はその家光さんを祀る神社をご紹介したいと思います。
徳川家康さんを祀る東照社を大造替し、豪華絢爛なものにした三代将軍家光さん。
その家光のお墓はというと、敬愛した祖父家康さんの東照宮のすぐ側に建立された輪王寺 大猷院(たいゆういん)に祀られています。
この大猷院を建立したのは四代将軍家綱さんですが、家光さん自身が東照宮以上のものを望んでいなかったこともあり、装飾は東照宮に遠慮して比較的簡素につくられたといわれています。
華美になり過ぎないよう金と黒を基調に落ちついた感じに造られているため、確かに東照宮ほどの眩さはありませんが、それでも充分豪華な部類です。
目立たない部分にも技巧を凝らして装飾が施されている上に、重厚感のある佇まいがかなり印象的でした。
そんな大猷院の境内には、現在も合わせて22の国宝や重要文化財が立ち並んでいて、そのひとつひとつの素晴らしさは、ずっと観ていても飽きないくらい。
家光さんは、1651年4月に48歳の生涯を閉じますが、遺命によって輪王寺の慈眼堂の北に大猷院は造られ、その正面は東北の方角に位置する東照宮に向けられ造られています。
死後も家康さんのその側で仕えられるようにという家光さん本人の意思が反映されているそうです。
東照宮の存在が大きいためか、大猷院にはあまり人が見られませんでした。
大猷院も東照宮に負けないくらいの見事な建造物が建ち並んでいるので、ぜひセットで訪問してみてください。
おススメです。