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回復期看護師に1年目からなりました。〜2年目看護師の回復期紹介〜
私は、来年度で看護師3年目になります。
1年目は急性期から・・・!!とよく聞きますが、
自分は1年目から回復期希望でした。
それはなぜかって?
自分の性格的に急性期向きではないということを自己分析するなかで実感していたからです。
3年目になる節目で
2年経験してみた回復期について話してみようと思います。
回復期とはどんなことをするの?
基本的には
●怪我や整形外科的な手術をした人
●3大疾病と言われる脳血管疾患・心疾患の人
がリハビリをしていく病棟です。
→患者の入れ替わりが1週間に2.3人とかほどのため、長い目で見られる。
回復期の特徴
患者層
→高齢な人しかほとんどいません。(稀に20〜40歳くらいの方きます)
急性期を脱して、状態安定した人が多いです。
モニターも外されていることが多いです。
認知症患者率高め。
仕事仲間
→医師、看護師、介護士、MSW、クラーク、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、薬剤師、栄養士
が主に関わる職種です。
その他にも、歯科往診や泌尿器科往診、コルセットなど技士の採型の方、病衣などを持ってきてくれる業者さんなどなど
多職種と関わることが非常に多いです。
働く雰囲気
→急性期よりイベントごとが少ないため、比較的回復期のほうが落ち着いて仕事はできるため、スタッフはすごくピリピリはしていない。
→スタッフ年齢層は20代後半から30代の人が多いです。
→リハビリスタッフも結構多く、男性が多いため、女性特有のぴりつきは少ないかも。
→リハビリスタッフとも話すことが多く、多職種との連携はとりやすい。
看護師としてのスキル
採血、ルート確保、点滴、注射、血糖測定、注入、検査出し、吸引、ネブライザー、酸素管理、モニター管理、膀胱バルーン留置や導尿、おむつ交換・陰洗、創部処置、抜糸の介助、食事介助、退院調整、入退院処理など
*あまり侵襲のある処置は多くないため、看護師としてのスキルは身につきにくいかもしれません。
毎日の仕事内容
私の日勤・夜勤・早出・遅出業務があります。
日勤だった場合の1日の流れを紹介します。
7:30〜8:30の間に出勤。情報収集などをします
8:30 朝礼
8:40 おむつ交換に一斉に回ります
9:00 午前の部屋周り、バイタル測定
11:00 昼食前準備(注入やインスリン💉)
12:00 配膳や食事介助
13:30 多職種カンファレンス
14:00 午後の部屋周り、状態に応じてバイタル測定
15:00 おむつ交換
17:00 夕食前準備(注入やインスリン)
17:30 終業
大きくこんな感じです。
休憩は1時間昼時にその日の業務状況に合わせてその日のリーダーさんが割り振ってくれます。
また、介護調査や検査など、ときどきその日特有のイベントがあるため、その都度スケジュール調整して動きます。
働いてみて感じること
私は、入職時には回復期はゆっくり一人ひとりの患者と向き合える時間があり、ゆとりを持って働けるのではと思っていましたが、
思っているより忙しく、ばたばたすることも多い毎日です😅
でも、定時で上がれるようにみんなで声掛けして協力しようという姿勢がすごくあるため、基本的には定時ちょい過ぎるくらいで帰っています。
私の同期たちは1年目から急性期で忙しさから辞める人がほとんどでした。
回復期の同期はやめておらず、精神的・身体的ストレスは比較的少なく働きやすいのかな??とは思います。
患者さんとの関わりは急性期と比較すると密接なため
コミュニケーションスキルの向上はとてもできているなと自分では感じます。
いいところばかりではなく、長い目でみたときに
看護師としてのスキルは低いため転職活動の選択肢が狭くなること
はあるかなと思っています。
でもそれでも看護師をやめたくないと考えていて
急性期に疲れたなという看護師の方々は回復期にも目を向けてみるのもいいかなと思います。
まとめ
回復期について紹介してみました。
コミュニケーション能力が重要、看護師スキルも必要になる病棟です。
私は回復期を選んでよかったなと思うことは多かったです。
1年目から検討してるよ
転職活動で視野に入れている
などありましたら詳しいお話はできますので気軽に連絡ください。