10回以上宅建試験に落ち続けていた僕が合格出来た方法 ①勉強するポイントを絞る

皆さんこんにちは。昨日宅建の合格方法のノウハウとして、

①勉強するポイントを絞る

②勉強する時間を確保する

③モチベーションを絶やさない

という内容を書きました。

これだけでは抽象的で、且つ当たり前過ぎて、良く分からなかったと思うので、本日は①勉強するポイントを絞るにフォーカスして詳細に説明していきます。

ランク分けする

宅建試験は50問中、35点前後が合格点となります。(平均水準点によりますが、例年31〜37点が合格点となります)

つまり満点を目指すのではなく、効率良くポイントを絞り35点(プラスマイナス2点)を取りにいく必要があります。その為にまず点数を取るべき範囲をA〜Cランクを付けて以下のように分けます。

●Aランク:30点(最低でも27〜28点)

・宅建業法:20点
・5問免除:5点
・法令上の制限:5点                          ※農地法・国土利用計画法・宅地造成等規制法・土地区画整理法・地方税

土地区画整理法は疎遠になりがちですが、難しい用語はなく、図やイメージで理解すると覚えやすく意外と得点しやすい問題です。ちなみに私は本・過去問ではなく動画を何回も視聴して勉強しました。土地区画整理法の勉強は以下2点の動画がオススメです。


●Bランク:5点(最低でも3〜4点)

・国税:1点   印紙税・所得税など※2018年は登録免許税
・地価公示法:1点  または不動産鑑定評価
・借地借家法:2点
・区分所有法:1点

意外性のある変化球のような問題が少ない傾向にあるので、しっかり勉強すれば5点全部取りやすい科目です。※取りやすいと言っても宅建業法よりも難しい事は確実なのでご注意下さい。

●Cランク(補欠要因)

・都市計画法:2点(出題範囲が広く過去問に無い問題が稀に出題される)
・建築基準法:2点(出題範囲が広く過去問に無い問題が稀に出題される)
・相続(毎年1問出題される)
・不動産取得税(毎年1問出題される)
・民法の得意科目(私は代理、債権譲渡、危険負担、共有に絞りました)

都市計画法、建築基準法は毎年2問ずつ出ますので、最低でも1点ずつは取っていく必要があります。

民法では抵当権も毎年出題されますが、何度も勉強しても理解出来なかったので外しました(笑)。その他民法は出題範囲が広く過去問でカバーできませんので、得意科目のみ絞って勉強していきましょう。


A・Bランクで最低でも30点はほしい

合格した2018年はA・Bランクで33点(宅建業法は18点)でしたが、2017年度は24点(宅建業法は12点)で不合格となりました。2017年は過去問や模試で民法の点数が良かったので、ポイントを絞る事なく全体的に勉強していましたが、不合格の事実を受け、取るべき科目で点数を稼ぐ事の重要性を学びました。


参考書や過去問などを1ページ目から勉強してしまうのはNG

これだけ見ると『簡単』と思うかもしれませんが、自分も毎年過去問の勉強は1〜45問までを解いたり、本を買っては民法から勉強したりしてましたが、これは効率が悪いです。なぜなら民法は全体で1,000以上の条文があり出題は14問、対して宅建業法は86条の中から20問出題されます。どちらが効率が良いかは説明不要ですよね。

また日本人は真面目なので、つい1ページ目の民法から勉強してしまいますが、点を取るべき科目の宅建業法は一番後ろ側のページです。民法の勉強は時間があれで良いと思いますが、初めて受験される方はA・Bランクの精度を上げる事をオススメします。

以上が、①勉強するポイントを絞るの内容ですが、いかがでしょうか。これはあくまで私のやり方なので絶対合格出来る方法ではありませんし、合格を保障するものではありませんので、その点ご注意下さい。

人それぞれに合ったやり方が必ずあると思いますので、それを見つけるまでは色々なやり方を試してみて下さい。

私もかなり時間は掛かりましたが( T_T)\(^-^ )、自分に合った方法を見つけてやっとの思いで無事に合格できました。どうか一人でも多くの方のお役に立てれば幸いです。

次回は②勉強する時間を確保するについて書きますので、お楽しみに!!

それではまた明日。。。


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