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カメラマンの値段設定ってどういう風に決めるのがいいのか?

「撮影の値段設定ってどうやって決めてますか?」と聞かれたので、もうここでまとめてしまおう!と思って今日は『値段設定』について書いていこうと思います。


僕は値段設定って結論『相場を見る』だと思っています。


自分で仕事をするとなると人って自分の仕事の値段設定ってめんどくさがってしまう気がします。


開業当初「もう誰か決めてくれ」ってなってました笑


でもここを向き合わないといつまでも商品が提供できません。
そして高すぎてもダメだし、安すぎても自分がきついだけです。

なのでそこの間をとるのが難しくそして面白いことだと思っています。





家族写真の相場は?

相場を見るときの考え方として
『自分が撮ってもらいたいとなった時にどう調べるか』
で考えるのがいいです。

最初に思い浮かぶのは『Google検索』ではないでしょうか?

Googleで『地域』と『家族写真』検索すると出てくるのは
・出張撮影サービス(ラブグラフ、ourフォトなど)
・地元の写真館
・フリーのカメラマン

という感じです。

で、この中からお客さんはカメラマンを選んでいくわけです。


これだけでゲンナリしそうです。


でもこれらの撮影サービスの僕調べの相場は

・約60分 10〜20カット 10,000円
・90分〜120分 20〜40カット 15,000円〜18,000円
・90分〜120分 フルカット 25,000円〜30,000円

です!!

色々見て回りましたが大体こんな感じです。

ここを基準として、自分自身のメニューの撮影料金を考えていきましょう。




お客さんは安売りは求めてない

衝撃的な事実ですが、お客さんは実は安売りを必ずしも求めているわけではありません。

これは僕の愛読書『ファイブウェイポジショニング戦略』といういかにも堅苦しそうな本にも書かれていることなんです。

じゃあお客さんって何を求めてるかというと
適正な価格
なんですね。


適正な価格ってなんやねんってなると思うんですが

仮にあなたがマンションを買ったとします。

自分の中では
「ちょっと高い気がするけどこんなもんなのかな」
と思っていたとして

購入した後にマンションのことに詳しい友人が
「それは相場よりも高すぎるよ、買うところ間違えたんじゃない?」
って言われたら

「くっそー!!騙された!!!」

って思うはずです。

でも逆に相場よりも安すぎると
「何か欠陥住宅なのでは?」
と不安になってしまいますよね。


なのでやはり相場を知るって大事なんですよね。


そして必ず相場よりも高い場合でも安い場合でも『理由』が必要なわけです。


安い商品ってたまに
『この商品の安さの理由は。。』
って謳い文句を見たことはないでしょうか?

これはお客さんの
『安いのは欠陥があるからではないか』
という不安を払拭するためなんですね。


また、相場より高い商品は
『高いなりの理由』
が必要になってきます。

それは
・限定性
・希少性

が主だと言われていますが

僕個人の視点で言うなら
『世界観』と『サービスの質』だと思ってます。


『世界観』は言わずもがなその人にしか撮れない雰囲気などのことです。

「こんな感じに私も撮ってもらいたい!」
「この人に撮ってもらいたい!」
といった感じでのものは価格を上げるのに大きな理由になります。


そして次にサービスの質は、接客ややり取りの心地よさだと思っています。

すごい単純な話ですが、飛行機のエコノミークラスとファーストクラスでは受けられるサービスの質って違いますよね。

それと一緒で、お客さんが価格に対して求めている質のサービスを提供できるかがキモになってくるんですね。


撮影サービスのレビュー欄などを見てみると
『とても親身になってくれました!』
とか
『気さくでとても話しやすくて時間もあっという間でした!』
といったようなものを見れたりします。


人って潜在的に
『せっかくお金を出すから失敗したくない』
と思っています。


なのでこういった良いレビューがあると
「少々高くても間違いない人に頼もう」
となるわけなんです。





値段はコロコロ変えない

起業初期ってもうね、自分に自信なかったり、周りの人の意見だったり、相場を見まくりすぎたりで、値段をコロコロ変えがちです。

っていうか過去の僕です、はい。すみませんでした。


なぜ値段を短期間で変えるのは良くないかと言うと

それは、お客さんの信頼を失うからですね。


「こないだは〇〇円だったのに、今回は値上がりしたの?」

「〇〇さんはこれくらいだったのになぜ私はこの値段なんですか?」

といった感じでトラブルの原因にもなりやすいんです。

なので、値段設定って軽い気持ちでできるものでもないんです。


冒頭にも書いたように
『お客さんが適正だと思ってもらえる価格であること』
そして
『自分自身にもちゃんと利益が残るようにすること』
これが納得できるまでメニューは出すべきではないと思っています。


ぜひあなたが今後商品を出す際の参考にされてみてくだい✨




このnoteではあなたがプロのカメラマンになる上で聞きたいことなどがあったらぜひコメント欄に質問を書いてください🙋‍♂️✨

返信したり記事にしたりしますので是非質問お待ちしています。✨




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