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離婚までのカウントダウン『試験、鳥と共に東京へ』
いやはや。
タフな日曜でした。
私はこの歳(43歳)にして教員免許を取るべく、通信大学生をしています。
そして今日は朝からテスト4本立て。
子どもの発達に関して、または戦禍で活動されるNGOの方からよく聞いたことがありました。
「安心•安全でないと勉強ってできない」
と。
ふーん。そうなのか。
そうかもしれないなあー。
くらいにしか思っていなかったのですが、今回の引っ越しやら離婚やらの騒動で、だいぶ実感しました。
勉強はおろか、本を読むことさえ
安心•安全でないと成立しないのだ!
ということに。
つまり、何が言いたいかといったら
この数ヶ月、私には勉強する余地がなかったのだと思います。切羽詰まってるのに、ぜんぜん前向きに取り組まない感覚が不思議でしょうがありませんでした。
半分くらい言い訳も含めて。
活字がびっくりするほど頭に入ってこなくて、なんだろう!これ!?とびっくりしました。
本来、読書はとても好きなタチだったから。
ひとまずやってのけました。
これでだめでも、納得、なくらいのインプットだったので後悔はありません。
日常が安定しないとこんなに勉強って後回しになるんだな!
ということにびっくりしましたよー。
今年度、受験生の長男にその話をして
「前の家の方が広いし、勉強に集中できたんじゃないの?」
と聞いたら
「いや。東京の方が集中できる。安心があるから」
とサラリと言っていたのを聞いて、なんだかグッときてしまった。
4人めの子
今回、前に住んでいた家に戻った理由の二つ目が
我が家の「末娘」、ペットの烏骨鶏のを連れに行くことでした。
車での移動。
膝の上に乗せたダンボールの中で混乱する烏骨鶏。
必死でなだめる息子。
なかなかめずらしい光景です。
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途中休憩する余裕もなく
渋滞もそこそこあったので、4時間ノンストップで東京へ。
なかなかタフなドライブでしたが、みんながんばった!
実家に着いたらご飯かあって
娘たちが「ママー!ママー!」とニコニコハグしてくれて
その間に父と息子が、車の中の荷物を家に運び入れてくれている。
これはとてもありがたいなあ、やはり!
ふとしたときに、自分はとてもアンハッピーなのではという思いに駆られることもあるのですが
実はすでに目の前にある感謝の対象がいかに多いかということ
少し距離をとったことで噛み締めました。
なんだ。
味方ばかりじゃないか。
余裕がなくなると、マイナスの要素を見つけるし
少し離れたら良い側面が見えてくる。
どちらも嘘じゃなくて、本当のことだけど
つまり自分次第で
幸せにもなるし
不幸にもなる。
だから
余裕を無くしてる場合じゃない。
少しずつ、自分のためだけの、なんてことはない時間とかも作っていこう。意図的に。