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多子ひとり親で子どもの年が大きい人が支援対象から外れている件を自治体に意見してみた

あらためて私の背景はこちら

・今年の3月に他県から実家のある自治体に引っ越してきた
・子どもは中3(男)中1(女)小4(女)
・実家は狭く、娘たちと私は4畳半で雑魚寝生活
・安心して暮らせる住居がほしい
・現在調停中
・夫は婚姻費用の支払いを保留
・夫は離婚に消極的で、すぐに成立できない
・子どもは受験生
・配偶者暴力が背景にあり、別居のきっかけは息子に矛先が向いたこと
・別居時点からこれまで、夫からの生活費の援助はゼロ
・夫はもともと会社員だったが、3人目妊娠中くらいに会社を辞めて自営業へ。申告した所得は、アルバイトの私よりも低く、算定表に当てはめると最低ライン。それすら今は出さない意志を表明。
・実家の両親は年金暮らしで余裕はない。

DV相談、市民相談、女性相談、弁護士相談、保育支援、生活福祉課、他の自治体、母子生活支援施設、生活保護、給付金、手当…

いったいこれまで、どれだけのメールや電話や面談をし、そのたびに身の上をゼロから説明し

どれだけの「お力になれず申し訳ありません」を聞き続けてきたことか、と思います。

市の子育て支援課の担当者は言いました。

「多子世帯のひとり親は行政の盲点ですね」と。


本当、それを実感しています。


もう正直、可能性がないことを突き付けられるたびに心がポキポキ折れ続けているので、頑張るのも疲れてしまってますが、最後に「市民の意見」として市役所に申し立てを行ってみました。

だって、このままじゃ

相手がモラハラやDVだとしても
相手の意志で離婚の成立ができないまま、子どもを抱えて家を出た人が救われない世の中のままだ。

百歩譲って、サポートできる制度が無いのであれば
最初から「すぐに子どもたちと家を出てください」なんて無責任すぎる。

ひどい話だけど
これって言ってしまえば

所得の少ない多子世帯のひとり親で暴力がある場合でも、逃げるより耐え続ける方がマシ、と言っているようなものです。

だから然るべき場所に責めて、声を届けたい。

そう思ったんです。


ポイントは以下の現状です。

・公営住宅は離婚成立していないと申し込めない

・母子生活支援施設は、6畳一間。おまけに厳しい門限やルールがある。とうていある程度身体の大きな年頃の娘や息子を含めた4人で生活を健康に営むことはできない環境だ。

・生活保護費で住めるアパートを行政担当者としらみつぶしに調べたが、決められた保護費の金額で候補になるのは、とても安全とは言い難い古い2K、みたいなボロアパートのみ。中学生の娘を住まわせるのは怖いし、あんまりに気の毒な選択肢の家しかない。このエリアで最低限度の健全なアパートを選ぶためには最低でも+3万円は必要だ。

・離婚が成立していないと、本来ひとり親が受けられる手当(3人だとかなり大きい)がゼロ

・実家に住んでいると、本来低所得世帯が受けられる就学支援がゼロ

・他県から来たため、公営住宅のポイント優遇はうけられない。(3年以上住民票が同じ都道府県にないといけない決まりがある)

・賃貸契約をしようにも、収容人数が4人であること、所得がないことを理由に審査に通らない

これが今の私の現状。
で、意見したのは具体的にこちら

①母子生活支援施設で多子世帯を想定した間取りの部屋を採用することを希望する

②生活保護の住居費について、子どもの年齢と人数を考慮した費用設定をお願いする

③調停中で不本意な理由で離婚できない状況にある世帯を「みなし離婚」として独自の支援給付事業を行っている自治体があることを伝えた上で、同様に支援を希望する


子どもたちを守りたい。

私以外の同じような状況の人たちが、こんなことで最悪の状況の家から出られない、なんてことにならないようにしたい。

制度が変わることは、苦しむDVひとり親世帯が家をでる大きな手助けになること。


それを伝えました。


もちろん、税金のことなので
ブログに大きな声で書いたら不愉快になる人もいるかもしれません。

でも、そういう気の使い方は止めました。


だって、私が今現状苦しいんだもの。


頼れるものが、行政しかないんだもの。


声をあげた上で
念を押して、お願いしました。



担当の男性は言いました。
「承知しました。意見を課の上に通させて頂きます。」
と。


そして

「返答は1か月後になります」

と。



また長いなー!慣れたけど。。


もし返事が来たら、またお伝えします。



強くなろう。

強く、なれるさ。

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