40点~80点メソッド
HSCの娘(8)が私の顔を見て
「ママ、『かいけつした』っていう顔をしているね。」
という。
たまにギョッとするような見透かした言葉を口にする彼女。
言われてみたら、心の中の重石が軽くなっています。明らかに。
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さて。
この頃、生きるのが楽になってきました。
上記の「かいけつした」にも通じることですが、理由は生活の中で起こる様々なことについて、「許容範囲」を決めたことです。
どういうことかというと
起こった出来事に対する感情の点数を
■マイナスの出来事の数値の幅を0点~50点
■プラスの出来事の数値を51点~100点
として、これまでの数値の受け取り方を変えたのです。
思えば、私の人生への解釈はこんな感じでした。
「プラスの出来事があると80点~100点。
マイナスの出来事に対しては0点~20点。」
ハッピーな時は、我を見失うくらい幸福になりました。
反対に良くないことが起こると、生きているのが苦しくなるほどもがくのです。
この数値を
「40点~80点の範囲で解釈する」
ということを実行してみたのです。
そうしたら、かなり楽になった。
改善されたのは以下の点です。
■50点を下回っても「アリ」とする。
■目指す最上ポイントは80点。超えない方が良い。
盲点だったのは、「100点に近いところにいると、かえって見失う」というリスク。
それから、自分にとってネガティブな事柄の点数があまりにも低いので、排除したいという執着心が発生し、冷静な対処ができなかったということ。
つまり、「現実的である」という状態を維持できる点数こそ「40点~80点」であるということ。
先日書いた「腹八分目が最大パフォーマンスを実現する」という話をもつながります。
不思議なもので
嫌なことがあった時
「ま、40点ってこともあるわけだし」
と思うことで、妥当なメンタル状態で受け入れたり、さておいたりすることができるもの。
嫌なことを、とにかく排除するために過敏になっていた「0点~20点」の時は
起こった物事のマイナス側面にさらに毒を塗り付けて痛がっていたようなところがありました。
「40点~80点メソッド」
これ、かなりおすすめ。