岐阜のマチュピチュ、天空の茶畑に行ってきました!
1月下旬、休みを取って岐阜の妻実家に帰省した際、岐阜県揖斐郡揖斐川町春日にある岐阜のマチュピチュ、天空の茶畑に行ってきました。
テレビで見て、妻実家から近いのでいつか行ってみようと思っていました。
天空の遊歩道と名付けられた山道を歩きます。途中、君が代に詠まれている「さざれ石」がありました。
有名なビュースポットに着くには山道を結構歩きます。車でシャッと行けると思っていました。
同行した岐阜の義母に負担を強いてしまった・・・
茶畑の中を登っていきます
茶畑の中の農道が終わり、それから山道を20分くらい登ってビュースポットにたどり着きました。
今は冬なのでこんな感じでしたが、新茶シーズンは畑も山も新緑がすごい迫力だと思います。
ちなみに売店の方の話では、去年の新茶は5/13に始まったとの事でした。
伊豆より約2週間遅いです。これだけ高い場所だと納得です。
少し下で見かけた在来種の茶畑です。
地元では見かけることがない仕立てです。
茶摘みは大勢で畝間に入って手摘だと思います。実際茶摘みしているところを見たら風情あるでしょうね。
最後に売店で『薪火 三年番茶』というお茶を買いました。
3年くらい伸ばしたお茶を枝ごと刈り取って細かく刻み、釜で炒ったお茶のようです。甘みと香ばしさ、独特の香りでおいしかったです。
淹れ方
商品説明
所々、下のように長めに仕立ててある茶畑があったので、こうやって伸ばした茶を三年番茶の原料にしていると思われます。
午前中は天空の茶畑を見物してきました。
そして午後からは岐阜県不破郡垂井町の (株)白井製茶 さんにお邪魔してしまいました。
当店の新社屋………ではありません
社名がほぼ同じな事と、妻の実家に程近い事から勝手に親近感を持っていたら、なんと先方から当店インスタをフォローして下さいました。お話を伺うと㈱白井製茶さんも当店を認識して下さっていたとの事。
ネット検索すると両方出てきますからね。ただし会社の規模は当店とは桁違いに違います。うちと比べると創業が江戸、天保年間な事や社員数や設備など畏れ多いこと、〃。ホンモノの茶商さんです。
その日は何か、すごく大胆な気分になってアポも取らずに突然お伺いしてしまったのですが、皆さん快く迎えて下さりました。社長をはじめ、社長の御子息である専務、そして専務の弟さんとお会いしてお話をさせて頂くことができました。3人揃って会社にいらっしゃることはあまりないとの事です。タイミングが良かった(笑)
商圏の話や西日本と東日本の茶葉の蒸しや仕上げの違い、ご当地での茶園事情など興味深く聞かせて頂いていたのですが、途中で皆様はお仕事中であるという当たり前の事に気付き(笑)、切り上げさせて頂きました。
お仕事の邪魔をしてしまってすみませんでした。
ご当地産のやぶきた茶を頂いたので、帰って早速飲ませていただきました。
味はどんなお茶にも合わせやすいような、とても使いやすいお茶だと思いました。
社屋で小売りもされているので、事前リサーチで買おうと思っていた
『府中香-特上煎茶』を買いました。府中は辺りの地名です。
岐阜県美濃白川茶の新茶がベースとの事。強めの火の香りと茶の味を絶妙にまとめてあると思いました。香り高くコクがあってすごくおいしいです。静岡の茶でいうと本山茶が似てるかも。
そしてこれも買いました。㈱白井製茶さんのインスタで見てとても気になっていた『緑茶フレーバーティー』です。
ルイボス、バタフライピー、柚子、ハイビスカスを美濃揖斐茶とブレンドしたティーバッグです。
各フレーバーティーに味の調整的にいろいろなものを加えてありますがとても飲みやすく仕上がっていると思いました。合わせてある素材が緑茶には馴染みのないものばかりで、味を決めるのに相当苦心された気がします。よくここまでバランスよく美味しく仕上げられるなと感心しました。とても勉強になりました。
それにしてもバタフライピーの藍色は鮮やかです。自然由来でよくもまあこんな色が出るものです。
というわけで、こっちはお仕事中に勝手にお邪魔して勝手に有意義な時間を過ごしてきたのですが、皆様に快く迎えていただけて大変感謝しております。本当にありがとうございました。
最後になりますが、白井製茶とか白井製茶園でネット検索すると大体両社が出てくるのですが、御用の方は御間違えの無いよう、岐阜なのか静岡なのか、(株)付きか「園」付きなのか等をご確認の上でホームページをご覧いただきますよう、勝手に両社を代表してお願い申し上げますw
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