【金曜日のしかけ#45】合宿は感謝で締める
すみません!「日刊7秒しかけ」なのですが
毎週金曜日は「7秒しかけ」ではなく、フツーの会社の「すごいしかけ」を紹介します。
フツーの会社の「すごいしかけ」とは、GoogleやAmazon等の一流企業が実践しているしかけではなく、隣の優良な中小ベンチャー企業にしかけ研究家白潟がインタビューさせてもらい発見したしかけです。
この記事ではネームバリューや業界特性ではなくすごいしかけや社長の工夫をニュートラルに読んでもらいたいので会社名は最後に紹介します。
ただ、気になるかと思いますので、しかけの実践者の名前だけは先に公開したいと思います。
第45弾の「すごいしかけ」は飯原社長の「合宿は感謝で締める」です。
本日ご紹介するのは、全社員合宿を10分で”1ポイントUP”するためのしかけです。
いつも合宿を実施している社長にはマンネリ対策に。
普段合宿を実施していない社長には、初めての合宿の企画作りの参考にしてもらえたら嬉しいです!
1 「合宿は感謝で締める」の内容
合宿は感謝で締めるは合宿の最後に10分間、「お互いがお互いに感謝を伝え、認め合う」ための時間を設けるしかけです。
時間中はフリーに会場内を歩き回り、自分が想いを伝えたい人を捕まえて感謝します。
普段なかなか口に出せていない感謝を改めて伝えることでお互いを承認することにもなります。
合宿の目的・効果には様々ありますが、寝食を共にすることで仲間の絆を強めることは一つ大きな要素ではないでしょうか。
そのために、ただ会議をして解散するのではなく最後に感謝し合って締めるのが、合宿は感謝で締めるのしかけです。
2 このしかけのすごいところ
・システムではなく合宿で感謝する
社員同士でありがとうを言い合える環境には、一斉にありがとうカードを交換する仕組みやそれをデジタルで行えるシステムなんかも流行っていますね。
しかしこのしかけでは、”昼は議論を交わし、夜寝食を共にした仲間”とライブ感を持って感謝を伝えることができます。
感謝は感情なので、必要以上に仕組み化しすぎて形式的な言葉だけを並べるような事態にならなくて済む秀逸な施策です。
3 自社に導入する際の工夫・注意点
・名残惜しいくらいがちょうどいい
飯原社長は合宿の最後に10分だけ感謝の時間を取っています。
参加者は30名ほどで、大体いつも時間が足りないなぁと思われるくらいで終了することが多いです。
ただ実はこれはあえてやっていることで、毎回十分な時間を取ると間延びしてしまったり、満腹感が出て「日常業務に戻ってから言いそびれた感謝を伝えよう!」と思われなくなってしまいます。
「時間足りなかったから後で感謝を伝えておこう」と思ってもらえるくらいの時間調整が実はこのしかけで一番大事なポイントとも言えるかもしれません。
4 すごいしかけの会社はコチラ!
すごいしかけ「合宿は感謝で締める」を実践されている会社は、本社が東京都新宿区にある「Happiness & Success through Contribution」をビジョンに掲げているパスクリエイト株式会社です!
温厚篤実な飯原社長が経営されておられる会社です。
現在、4つの事業を展開されています。
今日も、「日刊7秒しかけ」を読んでくれてありがとうございます。
「合宿は感謝で締める」のすごいしかけを気に入ってもらえたら、
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それでは、また来週!