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【木曜日のしかけ#37】短期社内留学のススメ

木曜日は経営言動、すなわち社長の言動に関する「7秒しかけ」を紹介していきます。社長の言動は幹部や社員のモチベーション、社長への信頼度に大きな影響を与えます。

今回は「短期社内留学のススメ」を紹介します。

『白潟さん、短期社内留学って何?』
社長、わかりにくくてすみません。

社内で他部門へ行き一定期間(例えば1週間)仕事をすることです。

『なるほど、それを社内留学って呼んでるんだ』

はい、留学だとカッコいいイメージがわき、行ってみたいなと思ってもらえるかなと考え社内留学と言うネーミングにしました。

金曜日の「すごいしかけ!」第2弾で紹介した株式会社Gotoschool様のたった半年で離職率27.3%が10%に劇的に改善した離職率改善7つのコツ」でも短期社内留学を実践していました。

社長の会社では短期社内留学制度はありますか?
『うん、うちではやってるよ』

さすが社長、素晴らしいですね!
ぜひ継続してください。ここまで読んでもらいありがとうございます。

残念ながら、まだ実践していない社長はぜひ読み進めてください。


0 7秒しかけとは(1度読んだ方は読み飛ばしてください)

7秒しかけ」とはしかけ研究家白潟敏朗と白潟総研のコンサルティング経験・ノウハウをベースに、次に示す習慣化の4つの技術を活用し開発したしかけです。

① 小さな行動から始める
~ 小さすぎてばかばかしいと思う行動が習慣になる(小さな習慣) ~

小さい行動はすぐに生活に取り入れることができ、やがて自然と大きく成長していきます。小さいことから始めれば、時間的な負担を気にせず大きな変化への第1歩を踏み出すことができます。

『習慣超大全/BJ・フォッグ (ダイヤモンド社)』

② If thenプランニング(もしXだったらYをする)
~ 「◯◯した時に□□する」で実行率アップ ~ 

簡単にいうと「もし○○だったら△△する」と決めておくだけです。
人間の脳は『XならY』という文章を記憶しやすく、無意識にそれに従って行動できるようになるようです。発動タイミングを決めてしまう、これが習慣化のポイントです。

『やり抜く人の9つの習慣/H・ハルバーソン著(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』

【If-Thenプランニングの例】
・ 帰りに電車にのったら、明日見る動画の1行ゴールを書く
・ 行きの電車にのったら、ロジカルシンキング動画を1本見る
・ お風呂に入る前に、腕立て5回する
・ 先輩・上司に声をかけられたら、メモ帳を出す
できたら、自分を褒めましょう「よくできた!」

③ 20秒ルール
~ 始めるまでにかかる時間を20秒短くする ~
何かを始めるまでの手間を20秒短縮すると、20秒分の手間のかからなさが、頭によぎる「面倒くさい」を遠ざけ、「気がついたらやっていた」という達成感につながります。

20秒以内にすぐにやれるように準備することが大事!

④ マジックナンバー4
~ 週4回以上の実践で習慣化しやすい ~
習慣化の4つの技術に加え、最近流行りの行動経済学も活用しています。

特にナッジ理論「行動科学に基づいた小さなきっかけで人々の意思決定に影響を与え、行動変容を促す手法・戦略」を活かすことで、より簡単に実行できる工夫をしたしかけです。

具体的には1秒から7秒で実行でき小さな成功により少しだけ自信がつき、気がつけば習慣になっている、そのような効果のあるしかけです。7秒以内で実行できるので「7秒しかけ」と呼んでいます。

1 「短期社内留学のススメ」とは

短期社内留学を制度化し社内に導入すると、留学した社員は次に示す3つのメリットが得られます。

① 他部門のことが深く理解でき全社最適思考になる
② 優秀な拠点から良い学びが得られる
③ 脳に刺激が得られ脳が活発に動き成長する

ひとつずつ解説していきます。

① 他部門のことが深く理解でき全社最適思考になる
組織が拡大し機能別分業が進むと、各部門が特定の業務に専念できるので、部門内の社員がその分野に特化し専門的な知識やスキルを高められます。

一方、部門間のコミュニケーションが不足し意思決定が遅れたり、部門間の対立が生じるリスクがあります。

例えば、営業部門が急ぎの納期を要求する一方、開発・生産部門が品質を優先するなどの摩擦が生じたりることがあります。

結果として、部門差最適思考になってしまい社長が望む全社最適思考の社員にはなりません。

そこで、例えば営業部門の社員が開発や運用部門へ短期留学すると、開発や運用部門の状況や事情が深く理解できます。

開発や運用部門の社員の仕事上の大変さも経験でき、その苦労に共感し他部門へ尊敬の念が生じます。

なので、全員を順番に短期留学させると機能別分業のデメリットが無くなり社長が望む全社最適思考に全員が変わります。


② 優秀な拠点から良い学びが得られる
冒頭で紹介した株式会社Gotoschool様ですと、離職率が悪い拠点長が良い拠点に1週間留学し良いことを学び自部門で実践することで離職率改善につなげています。

店舗や支社・支店・営業所がある会社では、課題の多い拠点の責任者(店長・支社長・支店長・所長)が優秀な拠点へ短期留学することはかなり効果が高いです。

自分の拠点で足りなかった事や取り入れたい仕組み等も学べるので一石二鳥です。

③ 脳に刺激が得られ脳が活発に動き成長する
短期留学はいつもと異なる体験をして脳に刺激を与えられます。

茂木 健一郎 さんの著書「アウェー脳を磨け!」に書かれているのですが、海外など普段行かないような場所に行くと脳が活性化するそうです。

潜在意識がいつもと違う状況を察知して、順応しようと脳が活発に動くそうです。

普段と異なる仕事を普段は接しない人とします。
いつもと違う状況を強制的に会社の中でつくることで脳に刺激を与えます。

その結果、短期留学した社員も成長します。

社長、ここまでいかがでしたでしょうか?

短期社内留学のススメ」のメリットを感じて頂けたらぜひ自社への導入の意思決定をしてください。

2 アンカー(「短期社内留学のススメ」を思い出させるきっかけ)

短期社内留学のススメ」は準備をすれば実践できます。

3 今すぐ準備しましょう

短期社内留学のススメ」を実践する社長は次の準備をしましょう!

① 運用ルールを決める
次の要件を明確にしルールを決めましょう。

・短期社内留学に行く部門(例:課題の多い拠点)
・短期社内留学を受け入れる部門(例:優秀な拠点)
・短期社内留学に行く人(例:拠点長)
・短期社内留学後の報告(例:レポートの作成)

② 導入のねらいの説明
短期社内留学」を導入するねらいを社長/管理本部長が全社員へ説明します。

③ 運用ルールの説明
短期社内留学」の運用ルールを管理本部長/マネジャーが全社員へ説明します

④ 3ヵ月後の経営会議に議題設定
短期社内留学」を導入し3ヵ月後に、その効果を経営会議で評価し継続/改善/廃止の意思決定をします。

4 いつから実践しますか?

短期社内留学のススメ」いつから実践しますか?
実践したいと思った方は今ここで実践時期を決めましょう!

・来月から
・再来月から
・上期/下期から
・来期から

決めた実践時期を手帳やカレンダーに書き込みましょう。
短期社内留学のススメ」実践と記入した付箋を手帳やパソコンに
貼ってもいいです。 

短期社内留学のススメ」の紹介は以上でおひらきです。
社長の会社の社員の成長を心から願っております。

実践したらX(Twitter)への投稿、またはNoteへコメントしてもらえたら嬉しいです!

今日も、「日刊7秒しかけ」を読んでくれてありがとうございます。

短期社内留学のススメ」の7秒しかけを気に入ってもらえたら、
日刊7秒しかけマガジン」のフォロー頂けると嬉しいです!

それでは、また明日!明日はフツーの会社のすごいしかけです。

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