【金曜日のしかけ#24】メンバーがつくる組織で共に成長
すみません!「日刊7秒しかけ」なのですが
毎週金曜日は「7秒しかけ」ではなく、フツーの会社の「すごいしかけ」を紹介します。
フツーの会社の「すごいしかけ」とは、GoogleやAmazon等の一流企業が実践しているしかけではなく、隣の優良な中小ベンチャー企業にしかけ研究家白潟がインタビューさせてもらい発見したしかけです。
この記事ではネームバリューや業界特性ではなくすごいしかけや社長の工夫をニュートラルに読んでもらいたいので会社名は最後に紹介します。
ただ、気になるかと思いますので、社長の名前だけは先に公開したいと思います。
第24弾の「すごいしかけ」は青山社長の「メンバーがつくる組織で共に成長」です。
『メンバーみんなで会社づくりをする』
『メンバーに多角的なキャリアの可能性を提供する』
どちらも色々な社長が取り組んでいますが、なかなか簡単に達成できないテーマです。
その2つの狙いを両立するのが、今日紹介する青山社長の「メンバーがつくる組織で共に成長」です。
・委員会制度を設けている/企画している
・社内プロジェクトを設けている/企画している
・社内公募制度を設けている/企画している
・副業制度を設けている/企画している
そんな社長にはぜひ一度読んで参考にして欲しいしかけです。
1 メンバーがつくる組織で共に成長の内容
「メンバーがつくる組織で共に成長」とは、社員全員で会社づくりに取り組む制度です。
「人生」「成長」「変革」「挑戦」「感動」「貢献」という6つテーマの中でたくさんのチームを組織し、各々が普段の業務以外にチームに参画します。
「自分たちの会社は自分たちでつくろうよ」
メンバーがつくる組織には、青山社長のこんなメッセージが込められています。
メンバーが自ら会社づくりに参加することには、2つの狙いがあります。
①自分たちの会社を自らの手で作る喜びや達成感を味わってほしい
②現在の自分の業務以外の経験をしてほしい
なので、チームはチーム内に役職を設け、予算を設定し活動しています。
”もうひとつの全社組織がある”ような体制を整え、社員は普段の業務上の組織のほかにもうひとつの組織(チーム)に所属しているようなイメージです。
2 このしかけのすごいところ
・毎年本人の希望で参加するテーマ/チームを選べる
メンバー自身の意向を重視するので希望者がいないテーマは非開催にします。
これによってメンバーは自分の職種、部門に関係なく興味あるテーマに挑戦することができます。
例えば、エンジニアが経営企画チームや採用チームに参加するなど、社内にいながら自分のキャリアの選択肢を増やすことができます。
・全体会議でエンゲージメントアップ
各チームは毎月の全体会議で活動報告をします。
この活動報告を聞いていると、この活動によって実際に会社の課題がスピーディに解決していることが誰にでも明確に伝わります。
それに加え青山社長が毎回全体会議の場で「メンバーがつくる組織」の必要性を説くため、メンバーのエンゲージメントを維持できています。
3 自社に導入する際の注意点
・活動の方向性は社長とすり合わせ
チームの序盤は青山社長が一緒に方向性を擦り合わせているため、経営全体のバランスを崩すような活動の食いあいを防ぐことができます。
・既存の組織とのダブり
テーマによっては活動内容が既存の組織とかぶってしまうことがあります。
その場合は管掌部門の下部組織として、そのテーマの推進に努めるプロジェクトチームになります。
青山社長の会社では、すべての推進チームが管掌部門(責任者)の下部組織として運営しています。
4 すごいしかけの会社はコチラ!
すごいしかけ「メンバーがつくる組織で共に成長」を実践している会社は、本社が東京都港区にある「すべては笑顔のために~世の中のすべての人を笑顔にする~」を使命に掲げているエス・エー・エス株式会社です!
博聞強記な青山社長が経営されておられる会社です。
現在、7つの事業を展開されています。
エス・エー・エス株式会社のブランドコンセプト
今日も、「日刊7秒しかけ」を読んでくれてありがとうございます。
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それでは、また来週!
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