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【木曜日のしかけ#45】社長と幹部の忘年会/新年会のススメ

木曜日は経営言動、すなわち社長の言動に関する「7秒しかけ」を紹介していきます。社長の言動は幹部や社員のモチベーション、社長への信頼度に大きな影響を与えます。

そろそろ「忘年会/新年会」の季節がやってきますので、今回は社長と一緒に考えたいです。

突然ですが、社長、今年の「忘年会/新年会」はどうしますか?

やる/やらない両方の社長がいるかと思います。

今回、社長に提案したいのが全社ではなく、
社長と幹部だけでやる「忘年会/新年会」なんです。

既にやっている社長、おそらく社長と幹部は一枚岩でしょうね。
素晴らしいです。ぜひ毎年継続してください。

ここまで読んでもらいありがとうございます。

まだ、やったことがない社長は良かったら読み進めてください。


0 7秒しかけとは(1度読んだ方は読み飛ばしてください)

7秒しかけ」とはしかけ研究家白潟敏朗と白潟総研のコンサルティング経験・ノウハウをベースに、次に示す習慣化の4つの技術を活用し開発したしかけです。

① 小さな行動から始める
~ 小さすぎてばかばかしいと思う行動が習慣になる(小さな習慣) ~

小さい行動はすぐに生活に取り入れることができ、やがて自然と大きく成長していきます。小さいことから始めれば、時間的な負担を気にせず大きな変化への第1歩を踏み出すことができます。

『習慣超大全/BJ・フォッグ (ダイヤモンド社)』

② If thenプランニング(もしXだったらYをする)
~ 「◯◯した時に□□する」で実行率アップ ~ 

簡単にいうと「もし○○だったら△△する」と決めておくだけです。
人間の脳は『XならY』という文章を記憶しやすく、無意識にそれに従って行動できるようになるようです。発動タイミングを決めてしまう、これが習慣化のポイントです。

『やり抜く人の9つの習慣/H・ハルバーソン著(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』

【If-Thenプランニングの例】
・ 帰りに電車にのったら、明日見る動画の1行ゴールを書く
・ 行きの電車にのったら、ロジカルシンキング動画を1本見る
・ お風呂に入る前に、腕立て5回する
・ 先輩・上司に声をかけられたら、メモ帳を出す
できたら、自分を褒めましょう「よくできた!」

③ 20秒ルール
~ 始めるまでにかかる時間を20秒短くする ~
何かを始めるまでの手間を20秒短縮すると、20秒分の手間のかからなさが、頭によぎる「面倒くさい」を遠ざけ、「気がついたらやっていた」という達成感につながります。

20秒以内にすぐにやれるように準備することが大事!

④ マジックナンバー4
~ 週4回以上の実践で習慣化しやすい ~
習慣化の4つの技術に加え、最近流行りの行動経済学も活用しています。

特にナッジ理論「行動科学に基づいた小さなきっかけで人々の意思決定に影響を与え、行動変容を促す手法・戦略」を活かすことで、より簡単に実行できる工夫をしたしかけです。

具体的には1秒から7秒で実行でき小さな成功により少しだけ自信がつき、気がつけば習慣になっている、そのような効果のあるしかけです。7秒以内で実行できるので「7秒しかけ」と呼んでいます。

1 「社長と幹部の忘年会/新年会のススメ」とは

私、白潟敏朗は来月12月で経営コンサルタントになって34年になります。

付き合いの度合いに濃淡はありますが、お陰様でこれまで12700人の社長とご縁を持たせて頂きました。

多くの社長とご縁が持てたのは、前職デロイトトーマツグループの社長時代にサブスク「定額制研修サービス」を7800社ほどのお客様に活用してもらったおかげでもあります。

その経験を踏まえて感じていることは

社長と幹部が一枚岩の会社は強い!

ということです。

もちろん、強いだけでなく全員の心をひとつにし、幹部と社員がミッションを体現しながら誇りをもって幸せに仕事をしています。

社長と幹部が一枚岩だと、次のようなことが実現できます。

・社長のおもい・考え方が幹部から社員に浸透しやすい
・社長の戦略・方針が幹部を通じ全社員で素早く実行できる
・変化対応経営ができる
・派閥争い等で無駄なエネルギーを使う必要がない
・人間関係等、人に関するストレスが少ない

社長と幹部が一枚岩の会社では、忘年会か新年会を社長と幹部でもやっている会社が多いです。

その場で、社長が幹部全員にお酌をしながら

『今年も一緒に仕事してくれてありがとう!』
『○○さんのお陰で今年も無事過ごせた感謝します』

などの感謝のメッセージを社長が幹部に贈っています。


まだ社長と幹部で「忘年会/新年会」をやってない社長は、
今年からやってみてはいかがでしょうか?

全社の「忘年会/新年会」だと、一人ひとりの幹部へ十分に感謝の気持ちを伝えることはできません。

全社の「忘年会/新年会」と併せて2回やることになるかもしれませんが、
ひと手間かけてやってみましょう。

幹部は社長から感謝され1年の疲れがふっとぶでしょうし、幹部から社長への感謝や賞賛メッセージで社長も嬉しくなると思います。

ちなみに、白潟総研では我が家に幹部を呼んで毎年、新年会をやっています。私にとっては最高に楽しみな新年のイベントです。

2 アンカー(「社長と幹部の忘年会/新年会のススメ」を思い出させるきっかけ)

社長と幹部の忘年会/新年会のススメ」は準備をすれば実践できます。

3 今すぐ準備しましょう

社長と幹部の忘年会/新年会のススメ」を実践する社長は次の準備をしましょう!

① 忘年会か新年会を決める
忘年会か新年会を決めましょう。
全社が忘年会なら社長と幹部は新年会がいいでしょう。

② 幹事に企画を考えさせ段取りしてもらうう
選定した幹事が日程・お店・料理を考え予約をします。
可能であれば、社長の自宅に幹部を招いてやりましょう。

4 いつから実践しますか?

社長と幹部の忘年会/新年会のススメ」いつから実践しますか?
実践したいと思った方は今ここで実践時期を決めましょう!

・今年から
・来年から

決めた実践時期を手帳やカレンダーに書き込みましょう。
社長と幹部の忘年会/新年会のススメ」実践と記入した付箋を手帳やパソコンに貼ってもいいです。 

社長と幹部の忘年会/新年会のススメ」の紹介は以上でおひらきです。
社長と幹部の皆さんが一枚岩になっていくことを心から願っております。

実践したらX(Twitter)への投稿、またはNoteへコメントしてもらえたら嬉しいです!

今日も、「日刊7秒しかけ」を読んでくれてありがとうございます。

社長と幹部の忘年会/新年会のススメ」の7秒しかけを気に入ってもらえたら、「日刊7秒しかけマガジン」のフォロー頂けると嬉しいです!

それでは、また明日!明日はフツーの会社のすごいしかけです。


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