陰キャコミュ障に話しかけないでください!!(悲鳴)
タイトルからお察しいただけると思うのですが、私はちょっと人づきあいが苦手で、上手におしゃべりができない種族です。
そうでもなければ、こうして文章を書くことを続けていません。
一応、社会人として大きく不自由しない程度に、申し訳程度の会話能力はあります。
ただ、知らない人から親し気に話しかけられるのがとっっても苦手です。
反射的に超にこやかに対応しちゃうんですが、めちゃくちゃ疲れます。
以上を踏まえてお読みください。
昨日は、プールに通っている話をしました。
そこで、隣のレーンで泳いでいる、知らんオッチャンに話しかけられることがあるんですよね……。
「フォームが綺麗だね」
「スイミングやってたことあるの?」
「いつ頃までやってたの?」
いや、あの、お褒めいただくのはありがたいんですが、どちら様で……?
よこしまな気持ちで話しかけて来ているのではないとわかってはいますし、この「嫌だな」という感覚に含まれる警戒心は3%程度のものです。
じゃあ後の97%はというと、「一人でいたいんだから邪魔をしないでくれ」の一言に尽きます。
実は、昔から知らん人に話しかけられることが多いです。
話しかけやすい顔をしているのか、話しかけられ待ちっぽい雰囲気が出ているのか。
内心ではこんなに「ほっといてくれ!!」と叫んでいるのに……。
泳いでいるときの私は、にんげんのせかいで生活するのがしんどくて水の中に逃げ込んでいるようなところがあります。
絶え間なく流し込まれる情報や、周囲の都合や、自分の感情に振り回されて、疲れたから全部忘れよう! と思って泳ぎに行っていることもしばしば。
一度頭の中を空っぽにすれば、ふと新しいことを思いついたり、悩んでいた表現に合う言葉が転げ出てきたりすることもあります。
一人で黙々と、好きなペースで泳ぐことは、私にとっては「瞑想」のようなもの。
座禅を組んでいるお坊さんに「座り方綺麗ですね!」とか話しかけないじゃないですか。
ひとりでいる人が、みんながみんな寂しさを感じているわけじゃないこと。
ひとりにしておいてほしい人もいること。
わざわざ話しかけてくれた人につっけんどんにする罪悪感から、超ニコニコで返事するけどめっちゃ疲れてる、って人もいること。
「知らない人にもつい話しかけちゃうんだよなー!」って人は心の片隅にでも留めておいていただけると……私みたいなやつがとっても命救われます……。
ちなみに、知らんオッチャンに話しかけられてからは、インターバルを極短にして会話イベントを回避しています。
パワー・持久タイプのコミュ障ゴリラが爆誕してしまった……。
ご支援を頂けましたら、よりいっそう頑張ります!