世界標準の子育て:母としての読書記録

おススメ度:★★★☆☆
推薦対象:0~15歳くらいのお子様がいらっしゃるご両親かな。
船津徹『世界標準の子育て』(ダイヤモンド社)を、子どもが小3の頃に読みました。それぞれの項目ごとに、対象年齢を分けて記載してあり読みやすいです。子どもが3歳になるくらいまでに読んでおけばよかったかなと思います。ただ、思春期の関わり方も面白かったので、自分の読んだタイミングが遅すぎたとは思いません。

1.私がこの本から学んだこと

・子どもの強みを見つけて、強みを伸ばそう。
・小学生は(勉強以外の)強みにつながるような習い事を。習い事は続けよう。
・何か強みがあると、子どもは他の分野も熱心に取り組み、伸びるようになる!(←これは実感としてもそう思います。そして、行動科学でも確か証明されていたと記憶しています。)苦手科目じゃなくて得意科目の強化から。
・根拠のない自信、自己肯定感大事!やり遂げる力!
・(よく言われることですが)結果でなく、過程を誉めよう。
・欧米の大学入試のエッセイが書けるような力を!
・演劇を習うのも良い(欧米では必修のところあり)
・こどもの「考える力」を促すように関わろう。曖昧な言葉はつっこむ。
・上から目線で話さず、ひとりの人格として大切にする。
・ティーンエージャーは「Keep kids busy」
・算数はプリント学習(1回10分など区切って)で3学年先取り。シンガポールマス、インド人の計算なども参考になる。
・小学校3年生ぐらいまでは読み聞かせ大事。読書はたっぷり。
・3~4歳からひらがなを教えて、就学した時に読み書きができて自分で「自分はできる子」と思えるようにしてあげよう。

算数や文字の先取りはできなかった我が家としては反省するところもありますが、もはや我が家は間に合わないので、これからの方、がんばれ♪

※★をふたつ減らした理由:

☆芽が出そうになくても、ずっと同じ習い事を続けたら時間の無駄にならないかなと思った。
☆先取りは学校の授業時間が無駄になる可能性もあって、個人的にはあまり賛成できないのです。学校の授業時間を100%有効活用して、家ではそれ以外のことを伸ばした方がよいのではと思っています。
ただ、我が家がやってないからそう思うだけかもしれないし、実際、うちは就学時にひらがなが読み書きできないことで、ちょっと劣等感を持っていて、本を自分で読み始めるのも遅かったので、その分、親の手がかかった部分もあります。なので、先取りしたほうがいいのかもですけれど…。

2.感想

 落ち着きがなく、感情的で、単純な努力を積み上げるのが苦手(例えば音感はいいし良く歌い踊っているのにピアノ練習は一日5分でさえできない)で、文字の読み書きも遅れがちな我が家。。ついつい、うちの子はダメな子って言いがちなので、、改めたいと思いました。

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  見方を変えて、強みを探してみると
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好奇心が旺盛で、感受性が強く、喜怒哀楽、感情表現が得意!
虫や動物など自然科学にも興味がある。
絵や音楽やダンスが大好き。
敏捷で器用。

おお!娘、すごいじゃん!(ほんとうか!?)


皆さんのお子さんの強みは何ですか?欠点と美点は表裏一体。
自己肯定感、グリッド力を上げるべく、お互いがんばりましょう。

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