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【適応障害で休職→退職→転職#10】今回の転職活動を振り返る(各種サービス比較含む)


しおりむです!
皆さまいかがお過ごしですか?

この【適応障害で休職→退職】シリーズでは、社会人7年目にして転職活動をして、意気込んでハイスペック企業に入社したものの数ヶ月で適応障害になり休職→短期離職した経験と、その後について投稿してきました。


現在、絶賛入社1ヶ月目を奮闘中です!


↓前回の内容はこちら!

今回は、前回の記事でちょろっと触れた今回の転職活動について、「実際にどんなサービスを使ったのか?」ということも含めて、まとめていきたいと思います!


シンプルにまとめると、前回の転職では、自己分析もままならない状態で転職エージェントの担当者が提案してくれた求人票の中から選んだ会社の面接を受けまくって、受かった会社の中から選んで入社し、ミスマッチで体調を崩し短期離職となりました。

今回は、自己分析を終えてから自分で探して自分で調べた上で選び、社員の方と会話をしてから選考に進んだ会社に入社しました。


ざっくりとはこういう感じではあるものの、実際にどんな流れでサービス使ったん?というところまでお伝えします!



転職する前の状況

改めて整理すると………


当時の私の概要



新卒で入社した会社で7年目を迎える

エイヤっ!と転職を決意

複数の転職エージェントサービスに登録して、5人以上のアドバイザーと面談

これまでの経験を活かせて未経験でも挑戦可能な人材業界の個人営業(いわゆるキャリアアドバイザー)を勧められてその気になる

運良く業界大手企業+ベンチャー2社の合計3社から内定が出る

1番年収提示の高い業界大手企業を選び入社

数ヶ月で適応障害→退職


ざっくりとはこんな感じです。
当時考えていたこと今の私からのツッコミを入れていきましょう!笑




当時の私の概要(ツッコミ付き)


新卒で入社した会社で7年目を迎える
○この仕事を65歳まで続けていくことを考えた時に、身体的に難しいだろうという思いから20代のうちに転職を決意。
×「せっかく転職するならキャリアアップしたいな〜」というなんとなく思考。(転職目的が不明瞭)



エイヤっ!と転職を決意
× 転職する上で自己分析すらできておらず「転職理由」と「転職目的」が明確でない状態で目先の不安に駆られて行動してしまった。
×もっと現状を棚卸して"転職で叶えたい状態"を言語化する必要があった。



複数の転職エージェントサービスに登録して、5人以上のアドバイザーと会話

×上記のような思考が浅い状態でアドバイザーと会話し「やりたいことがない」発言をかます。
×アドバイザーの言われるがままに情報を鵜呑みにしてしまう。
×CMの「転職であなたも年収アップできるかも」を鵜呑みにしてしまう。



これまでの経験を活かせて、未経験でも挑戦可能な人材業界の個人営業(いわゆるキャリアアドバイザー)を勧められてその気になる

×この時点で「転職できるならどこでもいいや」「私を雇ってくれる会社があるならどこでもいいや」なメンタルに陥る。
×恋愛に置き換えるならば「彼氏は欲しいんだけど、理想の人と付き合えるわけじゃないし、私と付き合ってくれるなら誰でもいいや」状態。




運良く業界大手企業+ベンチャー2社の合計3社から内定が出る

○初対面の人とのコミュニケーション良好、自分をよく見せる技術が謎に高くて面接無双する。



1番年収提示の高い業界大手企業を選び入社

×キャリア理論を学び始めた今めちゃ思う。「外的キャリア」で転職先を選んでしまった。(自己理解でいうところの"外発的動機")
×給与明細の内容をあまり理解できておらず、年収提示と月給の高さに飛びついてしまった。("みなし残業代40時間分"が物語る働き方の真相)




数ヶ月で適応障害→退職

×外発的動機で転職先を決めた上、そもそも自己分析ができておらず「この会社で自分はどうなりたいのか、何を成し遂げたいのか」が分からないし「この会社に在籍することで理想の状態に向かって進めているのか」なんて事を考えるレベルに達していなかった。
×結果「思っていたのと違う」が膨らみミスマッチが起きて短期離職となる。
○強いて言うなら、うつ状態などに進行する前に辞める決断をしたのはえらい。



もっとつっこもうと思えばつっこめますが、今回はこんな感じで。


一度失敗したからこそ!今回の転職活動の進め方

前置きが長すぎましたが、ここから本題です。
前回の転職を踏まえて、今回は転職活動をする前の段階として自己分析の中でも「自己理解」を徹底しました。

本格的に動き出す前に「自分は何者なのか?」「なにが得意で何が苦手なのか?」「本当は何がやりたい?」「なにを成し遂げたいのか?」を徹底的に洗い出すことで、いわゆる転職活動の「軸」を明確にしました。

ちなみにこれは余談&自論なので基本スルーでOKですが、よく耳にする「やりたいことなんて何もない」は嘘!!!

今の生活に余裕がなくて考える時間がなかったり、何らかの理由で理想について考えることを止めていたり、自己肯定感が低くなってて諦めていたり、原因は人それぞれだけど、そもそも「心の土台」が築けていない状態なだけで、心の土台がしっかりしていればその上に「やりたいこと(方向性)」がちゃんと乗っかるんだよ!と言いたい。(キャリア理論的な話なので詳しいことはまた別の機会に…)


ざっくりな転職活動の流れ


①徹底的な自己分析(自己理解プログラム受講)
②「本当にやりたいこと(仮)」を見つけた上で、仕事としての実現手段をあらゆる角度から検討(正社員にこだわらない会社員、フリーランス含む)
③会社員の道を検討すべく「やりたいこと」ができる会社(場所)を探し始める
④「転職理由」と「転職目的」を分別して言語化
⑤転職関連サービス各種のメリット・デメリットを整理
⑥自分に合ったサービスの選定
⑦実際に利用し応募(書類作成)
⑧カジュアル面談や面接に進む
⑨内定


ざっくりとはこんな感じです!
ではここからひとつずつ解説します。


①自己分析(自己理解プログラム受講)

前述の通り、実際に転職活動をする前段階として、自己分析を徹底しました。

今回私は自己分析の中でも「自己理解」に特化したプログラムを受講できる株式会社ジコリカイさんの自己理解プログラムを受講しました。

↑詳しい受講レポはこちら。

私は自己理解プログラムを選んで、ワークを行いコーチングを受けながら初めて人に介入してもらって自己分析をしたのですが、ひとりでやる自己分析よりも深いところまで自分のことを整理できました。

自己理解プログラムはあくまで「自己理解」がメインです。
自分のやりたいことを、キャリア形成という観点で組み合わせて考えていく作業は別途自分自身で行う必要があると思います。

キャリアとの紐づけが難しい・・・と感じる方はキャリアコーチングのサービスを利用するのもアリだと思います!(私もキャリアコンサルタントの勉強中ではあるけど実務としてやっているのでお役に立てるかも?・・・っていう謎の宣伝)


②「本当にやりたいこと」を見つけた上で、仕事としての実現手段をあらゆる角度から検討


自己理解プログラム修了後に、一時期はフリーランスとしてキャリア支援をすることも考えました。
実はこのころ迷走しかけていて、その様子が八木さんのYouTubeに載っています。笑

23分~
私が八木さんに相談している様子がご覧いただけます。
ちなみに当時はCA養成講座を作ろうと思ってた。笑

その後、経験値を積んでできることを増やして長期的に自分のキャリアを形成していこうと決めてからは、転職することを視野に動き始めました。


③会社員としての道を検討すべく「やりたいこと」ができる会社(場所)を探す


いよいよ会社探しです。

今回私が使ったサービスは、
・Wantedly(主戦場)
・ビズリーチ
・大規模ではない転職エージェント

です!(詳細は後ほど)

④「転職理由」と「転職目的」を分別して言語化

会社員になることを目指すことにするのですが、実際に活動を始める前に改めて転職理由と転職目的を明確にしました。

この2つは混同して捉えてしまいがちですが、実は指している内容が異なります。

転職理由→転職しようと思った理由(今の状況や現職に対するモヤモヤなど)
転職目的→転職して叶えたいことや実現したいこと(未来方向)

転職理由に関しては「現職を辞めようと思った理由」など目に見えるモヤモヤや悩みを言語化した内容なので見つかりやすいです。(そもそも不満や不安がないと転職しようって思わないですよね。)

でも、転職目的って意外と言語化できていなかったりします。
実は私も今回転職するまで曖昧でした。

なぜなら、自己理解ができた状態じゃないとやりたいことや進みたい方向性が明確にできず、言語化できないからです。

だからこそ、自己理解が必要なのです。

自己理解不足な状態で転職することを別のことに例えると、

なんとなくここは居心地が悪いから、南のほうに行ってみようかな~!
ネットの情報見る限り、みんな過ごしやすいって言ってるし。
ん?でもここから南のほうってどうやって向かえばいいんだ?というか南ってどっちだ?自分がどこに立っているのかも分からない・・・!

みたいな感じです。

正確なコンパスも地図もなければ、そもそも自分がどこにいるのか現在地が分からない。目指す方向を決めてもどっちに進んで良いのか分からない、そんな状態で進もうとする人を見たらなんと声をかけますか・・・?

⑤転職関連サービス各種のメリット・デメリットを整理

前回転職した時は、大手の転職エージェントを利用しました。
ここまでお伝えしてきた通り、「やりたいことなんてない!」状態でアドバイザーと面談したので、とにかく内定が出やすい業界・業種を紹介してもらいました。

でも、それって「とにかく結婚したくて!誰でもいいんで私と結婚してくれそうな人を紹介してください!」って言っているのと同じなんですよね・・・!!(んで、結婚できたけどすぐ離婚した感じ。)

そもそも転職エージェントのビジネスは、企業の求人票を自社のサイトに掲載して人材を紹介する代わりに、求職者が内定を受けて転職が決定したら企業から仲介料を受け取るシステムです。

転職エージェントは使わないほうが良い!と言いたいわけではなく、むしろうまく利用できる状態になってから使うと最強だよと言いたいです。

結婚の話で再度表現すると、「私は●年後に結婚して●年後には子供を持ちたいと思っています。お互いの価値観を尊重し合えて、安心できる家庭を築きたいと思っているので、合いそうな人がいたら紹介してください」というような感じで具体的に自分の理想を言語化できる人には転職エージェントは合っていると思います。

求人を自分で探すとなるとかなり大変なので、「もし自分に合った情報があれば教えてください(求人票送ってください)」というスタンスでうまくサービスを利用できると良いと思います。(実際に応募するかどうかも自分が決める)

⑥自分に合ったサービスの選定


・Wantedly
・ビズリーチ
・大規模ではない転職エージェント

この3つを利用した理由ですが、
Wantedly
→書類選考の前にカジュアル面談ができるので直接会社の人と話すため
ビズリーチ
→会社の選択肢、可能性を広げるため(大手企業との接点)
大規模ではない転職エージェント
→転職市場を確かめ、ご知見をいただくため(可能性を広げる狙い)

ざっくりとこんな感じです。
用途を分けて能動的に利用していました。


⑦実際に利用し応募→内定

結論からお伝えすると、Wantedly経由で応募した企業に入社しています。

一般的な選考の流れは、書類選考→面接数回→内定ですが、Wantedly経由で応募すると(というかWantedlyに掲載されている会社の選考は)、公式な応募書類を提出する前にカジュアル面談を組んでくださる場合が多いので、まず会社の人と話せるというメリットがあります。

Wantedlyには企業の求人票は掲載されておらず、代わりに「やりがい」や会社の「価値観」「やっていること」「この会社でできること」などが掲載されています。(年収が掲載されていないので、念のため他の転職サイトや企業サイトでこっそり確認)

このサービスは、すでに自分のやりたいことや進みたい方向性が決まっている人に合うと思います。

⑧カジュアル面談や面接に進む


個人的にめちゃくちゃびっくりしたのが、内定が出た会社との面接はトントン拍子に進んだということです!!

もちろん面接前に練習をしたり準備を重ねましたが、「やりたいこと」と「価値観」がマッチする会社であればあるほど、しっかり想いが伝わったのだと思います。

あと、やっぱり自己分析・自己理解ができていたからこそ、どんな質問にも答えられたのが大きいと思います!


⑨内定

というわけで、最終面談を突破し内定、入社に至ります。

いくつかの会社は落ちているので、完全に順調に転職活動がうまくいったわけではないです。

落ち込んだ時もあったけど、心の土台がしっかりしていて自己理解ができている状態、かつ上手くいかなくても会社員であることにこだわりはなかったので「私を落とすなんてもったいないなぁ」のマインドですぐ回復してました。

働くことにおいて、会社員だけが全てじゃないし、私の"未婚・子なし"の状況を逆手にとって、万が一行きたい会社から内定が出なくても「自分が生活できる分のお金をバイトして稼ぎながら自己実現したっていいじゃん?」という"自分軸"があったからこそです。

まとめ

熱がこもってしまいめちゃくちゃ長文のnoteになっちゃいました。

結局は転職活動するにあたり「自分はどうしたいの?」をキャッチして尊重してあげることが大切なんだなと感じてます。

そのための前段階として「自己理解」できて良かったなと思います。
休職して退職、そして八木仁平さんの「自己理解プログラム」に出会って思い切って飛び込んで良かったなと思っています。


おわりに

このnoteにたどり着いてくださった方の中で、転職したいけど自己分析の仕方が分からない・・・という方がもしいらっしゃるならば、まずはご自身で自己分析してみることをおすすめします。

↑たったの1500円ちょっとで自己投資できます。

自分でやってみて、それでもしっくり来なければ実際に自己理解プログラムやキャリアコーチングの会社の無料相談を利用してみてもいいと思います。

自己分析できていない状態での転職活動はミスマッチを生みやすいです。それは私が身をもって経験したことです。

少しでも多くの人が納得感のある転職活動ができますように・・・!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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