要約 『デジタルで変わる子どもたち学習・言語能力の現在と未来』 著者 バトラー 後藤 裕子
デジタル・テクノロジーは子どもたちの可能性を大きく広げるだろう。しかし、デジタル・テクノロジーは諸刃の剣でもある。活かすかどうかは使い方次第なのだ。 62ページより
●はじめに
デジタル・テクノロジーが、人間の知的作業を代行しながら発達していく一方で、特に教育の面で、認知機能の低下を心配する人も多いと思います。
本書は、デジタル・テクノロジーが、現代の子どもたちの認知環境をどのように変えているのか、そして、著者の専門の言語発達を中心に、子ども達の学習環境におけるメリットや