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LILI LIMITは生き続ける
彼らに出会ったのは、今から5年前。
2016年、高校1年生の頃でした。
何がきっかけで、どこで知ったのかあまり覚えていないけど、彼らの曲を聴いた時の衝撃はよく覚えていて、そしてそれをすぐに友達に紹介したのもよく覚えています。
初めて聴いた曲は、「Kitchen」
独特なイントロに心を鷲掴みにされたわたしは、ボーカル牧野さんの声と、歌詞にさらにぐっと心を鷲掴みされました。
朝起きて 顔洗い
リビングのテレビつけてここに立つ
あなたが好きな料理ポトフが本日のメニューだ
そろそろ起こそうかな
ほんの少しの優しさだけでも心豊かになるの
ポトフが歌詞に出てくるのですが、この曲のMV見てみてください。
なんと、ポトフ、作れちゃいます笑
https://youtu.be/sTzuSjJtOE0
そして、LILI LIMITの中でも特にわたしが好きなのが「lycopene」です。
冬の季節が終わりに近づき
去年を連れてる僕1人
明らかな変化は見えはしないが
確かに一歩踏み出してる
この曲の歌詞抜粋しましたが、この曲はもう歌詞が深くて、なんだかわからないけれど涙が出てくるようなそんな曲です。
悲しみの中にも、前へ進んでいこう!と少し思えるようなわたしの中では、背中をそっと押してくれるそんな大切な曲です。
他にもこの曲には、ものすごーーく思い出があるのですが、その話はまた今度お話ししますね。
その他にも本当にたくさんのいい曲があるので少し紹介しますね。
臆病な私は言えた
否定されるの怖いんだ
光熱費請求書がきて現実訪れる
お釣りはご褒美さ少し高いアイスクリーム
大胆な生活とかけ離れてるけど
いざレールは踏み外せない臆病者
お金とか休みとかそんなにいらない
ほんの少し私はね勇気が欲しい
〈LIKE A HEPBURN〉
大都会の波にもまれ
なんとなく日々を過ごす僕の尻尾に火がついた
このまま煙が出て君が笑うなら良いや
それが良いや
〈Suit Room〉
4階建ての5階に住みだして早2年
〈seta gaya〉
建ち並ぶアパートメントの通りを抜け
待ち合わせをした
彼も癖毛の契約者だ
〈zine line〉
一つ一つの曲の歌詞が小説のように美しくて、
メロディも一曲ごとに雰囲気が違ったり、音遊びをしているような曲、他の曲のリズムを取り入れているものがあったりと、いつ聴いても心躍るような、切なくなるような、楽しくなるような歌がたくさんなので、ぜひぜひ聴いてもらいたいです。
2018年、秋。
進学先も決まったわたしは、大学生になったらバイトもするし、お金貯めて東京でライブするなら遠征してライブに行こう!と決めていました。
しかし、2018年10月。突然のお知らせ。
LILI LIMIT解散。
ライブに足を運ぶことは叶いませんでした。
それでも、彼らの曲の魅力はわたしに十分すぎるほど届いていて、心の奥底まで染み付いていて、解散から3年経ついまでも、聴き続けているバンドです。
解散したからって歌は消えるわけではない。
ずっとわたしの心の中には残るものだから、
大事に大事にしまっておきたいです。
彼らの曲を魅力的で素敵だと、大好きだと思える気持ちとともに、大事にしまっておきます。