見出し画像

森を守るクリスマスリースプロジェクト

こんにちは、花や緑にまつわる執筆をしている岩田紫苑です。
素敵なプロジェクトに参画することができたので、本日はぜひ紹介したい…

みなさん、森林伐採と聞くとネガティブなイメージを抱きませんか?
私自身も数年前は、そう思っていた1人。
しかし、森林を守るためには、伐採を含め、正常な循環を繰り返すことが必要、とのこと。

その循環とは…
【木を伐って、使って、植えて、育てる】このサイクルです。

森林の木は、成長するにつれて、徐々に木と木の間隔が狭くなってきます。すると、太陽の光を十分に浴びることができず、栄養不足となり、健全な木へと成長することができなくなるそう。

これを防ぐために、木こりによる『間伐』という作業が欠かせないんです。
※間伐とは…木々を間引いていくこと

ところが、現在、日本の森林の多くは、この正常な循環が起こせていない。
…それはなぜか?

木を伐る木こりの方々が減ってきているから。

必要な木材を輸入に頼ったり、プラスチックなど化石燃料由来の素材が普及したため、木こりの方々への森林整備依頼も減ってきているそう。
その結果、木々は成長をしつづけ、高齢の木々ばかりになっています。

そのため「一般社団法人 森を守るクリスマスリース協会」は、この森林整備の正常な循環や、植林活動を支援するための活動を、昨年よりスタートしました。

その活動内容が


クリスマスリース!!

「森を守る」ことと、クリスマスリースにはどんな関係があるの?と疑問に思う方も多いはず。このリースで使用している枝葉は、森林整備で発生したスギやヒノキ。普段は廃棄されてしまうものを、協会が回収し、リース用材料として活用しています。

前述したサイクルの「使って」の部分ですね。


つまり、森林整備で発生した枝葉をクリスマスリースの材料として、全国のみなさんへお届けする、という活動内容です。

お花業界の方は、この材料を活用し、クリスマスリースのワークショップを開催していただけると嬉しいです!参加者の方に教えながら、森林整備の大切さであったり、日本の森の現状を伝えていただければ、と思います。

一方、個人で手作りを楽しみたい方は、オンラインワークショップ(ライブ配信or録画配信)にご参加ください!
すぐに飾りたい、という方には、「森を守るクリスマスリース」の完成品をお届けすることもできます。


普段生活するなかで、なかなか
 わたし、木こりの方と知り合いだよ~!
 間伐で発生した枝葉を分けてもらったよ~!
 植林活動に参加したよ~!
とは…ならないはず。

間接的ではあるけれど、豊かな森を守りたい。
そう思う方は、下記プロジェクトページやSNSをチェックしてくださいね。

▶森を守るクリスマスリースプロジェクト
プロジェクトページ
Instagram
twitter
Facebook



 

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?