【はじめての販促③】SWOT分析でチャンスと課題を分析する
皆さん、こんにちは。宮口紫苑(しおん)です。
本記事は、マーケティングに置いて重要なフレームワークの一つであるSWOT分析について、具体例を用いて記事にします。
フレームワークの全体像を書いた下記の記事を読んでない方は、ぜひ、目を通していただけるとより良いでしょう。
SWOT分析とは
内部環境と外部環境におけるプラス要素とマイナス要素から、自社にとっての、市場機会や事業課題を発見する手法。
Strength(強み), Weakness(弱み), Opportunity(機会), Threat(脅威)
PEST分析と3C分析で情報収集したうえで、SWOT分析で解釈していきます。
まず、情報収集した情報を、
内部:強み、弱み
外部:機会、脅威
の4つのマトリクスに記入していきます。
参照:株式会社CINC
そして、記入したものから、「どのように強みを活かすか?」「どのように弱みを克服するか?」「どのように機会を利用するか?」「どのように脅威から身を守るか?」を考えます。
クロス分析
クロス分析とは、内部環境と外部環境の2つをそれぞれ掛け合わせることで、現状の理解を戦略に落とし込むフレームです。
SWOT分析においてマトリクスだけ埋めて満足する人が多く、私自身もそうでした。
そこからクロス分析を行って解釈することが大切なのです。
SWOT分析の実践例
ここではあえてビジネス以外で、彼女募集中の友達を例に、恋愛戦略の立案のためのSWOT分析を行います。
<強み>
・営業で鍛えたコミュニケーション能力がある。
・男友達は多い。
・アクセスのいい駅に住んでいる。
<弱み>
・先月、お金を使いすぎて、自由に使えるお金がない。
・顔には自信がない。
<機会>
・最近、女友達が彼氏と別れた。
・世間的にオンラインの恋活が増えている。
<脅威>
・コロナ渦で、外出者が少ない。
・緊急事態宣言でお店の営業が20時までである。
例えば、上記のように分析をしたとしましょう。
ポイントはここから、クロス分析をすることです。
<弱み×機会>
→お金を使わずに、オンラインで出会うことはどうだろう?
→マッチングアプリどうかな?
<強み×機会>
→最近別れた女友達から紹介してもらえないかな?
→誘える男友達は多いから、合コンお願いしてみるのはどうだろう?
<弱み×脅威>
→お金もないし、外に人がいないのであれば、ナンパはやめよう。
<強み×脅威>
→お店やっていないのであれば、自分の部屋を使って何かできるかも?
例えば、このようにクロス分析をして解釈します。
このSWOT分析の続きは下記です。
主に、マッチングアプリ or 合コンの選択肢が出てきました。
マッチングアプリだと、弱みである「顔に自信がない」があるから、マッチング率が低いかもと考え、むしろ強みである「コミュニケーション能力」を活かせるように対面がいいと考えました。
そこで、合コンの選択肢で、脅威である「お店の営業20時まで」も考慮し、自分の部屋を使おうと考えました。
最近別れた女友達と、お互い友達誘って宅のみすることを企画しようと考えました。
このようにして、SWOT分析を身につければ、どんなビジネスでも、ビジネス以外でも戦略立案のための現状分析に役立つのです。
PEST分析と3C分析を行うことで、もれなくマトリクスを埋めて、クロス分析で解釈を行うことが大切です。
ここまで、読んでいただきありがとうございました。