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〈静岡vol.4〉静岡グルメに舌鼓、老舗酒場で大正時代へタイムスリップした話

近いけど遠い静岡旅行記vol.4です。ここまでの道程はこちらからご覧ください(vol.3冒頭にvol.1とvol.2のリンクを貼っています)。

ホテルへチェックイン

今回はちょっと贅沢にホテルアソシア静岡にて宿泊。マリオット系列のホテルです。

部屋は10階。窓からは新幹線のホームが見えました。益田ミリさんのエッセイでこの手のお部屋に泊られたという内容のものを読んだばかりだったので、1人で勝手に「お〜っ」と思っていました。

酒場へ繰り出す

旅行といえば食い倒れな我々なので、夜ごはんのお店も事前に見繕っていました。渋〜〜い酒場が好きなので、見つけた瞬間に即決でした。

多可能(たかの)

なんと大正12年創業の超老舗。当日に飛び込みだったら入れていなかったくらいの人気ぶり。

店内も素敵
お通しはお魚と茹でピーナッツ

まずは瓶ビールで乾杯!長い運転お疲れさまでした。冷たいきゅうりにお味噌をつけてつまみます。

切り方がかわいらしい

お次は焼鳥。山椒の香りが渋くてたまらない。からしがたっぷりと添えられているのもうれしい。

ねぎま

外食の面白みのひとつは近くの座席の人たちの大正会話。これは肴になりますよねぇ。今回はどことなく日の当たらない関係性らしき男女で、いやぁなかなか面白かった。

気になった天ぷらの盛り合わせ、これも大正解。お塩で食べるもよし、天つゆで食べるもよし。すべて半分こしていただきました。

大根おろしの上の生姜、粋

そして名物の静岡おでん。大根、たまご、ちくわ、牛すじ、黒はんぺんを注文しました。魚粉がかかっていておいしい。熱燗と合わせます。

たまりません

締めはしじみ汁。これがもう冷えた体にしみるしみる。二日酔い予防にもなりそうですし、砂抜きというひと手間を任せられるのがありがたい。

これも大正解

ほろ酔い大満足でお会計をお願いしたら、なんとお釣りが2千円札!しかもピン札!なになに、私たちいつの間にタイムスリップしたの……!

おどろき

静岡駅から徒歩10分以内のところにある異空間。次に静岡へ来た時も立ち寄りたい、そんなお店と出会えました。静岡へお越しの際はぜひ!

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