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必要なのは『素直さ』であり『頑固さ』でもある


『誰の役に立つべきなのか?』
『誰に評価されるべきなのか?』
を意識するってすごく大事なことだと
最近、あらためて感じるようになりました。

ぼくは大学を卒業後、12年間、
米軍基地で務めていました。

その時は職場内でいかに評価されるかが
出世するために必要不可欠なことでした。

会社であれば、
いかに会社の役に立てるのか?
を目指して、社内で評価され、
認められれば、出世の階段を
駆け上がり、当然、給料も上がる。
目指すべきは『社内価値』
ところが、独立したら、
評価されるべき対象が
『社内評価』ではなく、
世の中からの評価、
『市場価値』に変わります。


どんなに実力があっても
それを求める人がいなければ
成り立ちません。

有名芸能人がYouTubeをはじめても
上手くいかないことが多々あります。

逆にYouTubeで成功した人が
テレビに出演したからといって
同じような評価を得るとは限らない。

専門家の方にお話しを聞くと、
『テレビ』と『YouTube』では
求められる『評価軸』が違うそうです。


その評価軸とは、
『認知度』なのか『人気度』なのか。


テレビでは基本的に『認知』の層を
獲得できる人やコンテンツが求められ、
YouTubeではどちらかというと
『人気』を取っていくコンテンツが
求められるそうです。

テレビでは広く、
YouTubeでは深く。
という事でしょうか。

日本では誰も乗らないような
ボロボロの車。

国によってはものすごく
高値で売れています。

性能さえ良ければ、
傷なんか気にもしない
人たちがいるからです。

ぼくも発信をはじめた時に
いろんな人に
『やめとけ』と言われました。

でも、
『誰の役に立つべきか?』
『誰に評価されるべきか?』を
意識していたので、
まったくブレませんでした。


専門家や評論家の人に
評価されなくても
大衆に評価されれば
人気に火が付く時代です。


いろんな人にいろんな事を
言われることがありますが、
そもそも、

『その人たちからの評価って必要?』

そういう視点でいれば、
やるべきことが
見えてくるように思います。

いろんな人の意見や話しを
聞くことはすごく大事な事。
でも、時には人の話を
聞かない事も大事だったりします。


プロに入りたての頃のイチローは
コーチから

『振り子打法をやめるか、
    二軍に行くか決めろ』

と言われて、二軍に行くことを
選択したそうです。

その後、仰木監督に評価されて、
世界的スーパースターへと
駆け上がりました。

仰木監督はコーチ陣に
イチローのやり方には
一切、口を挟むなと
指示をしていたそうです。

ちなみに登録名を
『イチロー』にするアイデアも
仰木監督によるものです。

『素直さ』と『頑固さ』
のバランスって、
本当、難しいですね。


でも、どちらも
必要な感覚だと思います。
いずれにしても

『誰の役に立つべきなのか?』

『誰から評価されるべきなのか?』

それだけは常に
意識していたいものです。

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新里哲也|沖縄プロデューサー
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