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なぜ、その缶コーヒーだけ売れたのか?

100万円貯まる貯金箱が凄く売れましたね。

というか今も売れ続けている

大ヒットにしてロングセラー商品。

でも、よくよく考えてみると

表面に「100万円貯まる」と
書いただけ。

アイデアで売れた商品です

100万円貯まると書いてなかったら

どれくらい売れたでしょう?

ほとんど売れなかったかもしれませんね。

じゃ、なぜ売れたのか?

100万円、貯まった時の

姿をイメージした人達が

その「夢」を買ったのでは

ないでしょうか?

あと、コツコツ貯めるその行為自体を

「楽しむ」事にお金を払っている

じゃないかと思います。

「貯金箱」本体だけに

お金を払っているのではなく、

「感情」というプラスアルファが

加わって、大ヒットしたのだと思います。

日本人の貯金気質も

その要因の一つでしょうね。

世の中には

アイデア一つで大ヒットした

商品が本当にたくさんあります。

それをそのまま、真似する事は

難しいかもしれませんが

その考え方だったり、

エッセンスは大いに

参考にしていきたいですね。

ビジネスの世界で

カンニングやり放題ですからね。

テレビや広告、雑誌、店頭で

そのヒントを得る事が出来ます。

他にも

アサヒ飲料の
「WONDA モーニングショット」

朝、コーヒーを飲む男性が

多いというデータから

思い切って、

“朝”“サラリーマン”に

特化した商品を開発。

空前の大ヒットとなりました。

「朝専用」って、中身は

何が違うんでしょう?

「朝専用」って言ったもん勝ちと

思っているのは僕だけでしょうか(笑)

【朝=モーニングショット】

が完成。

○○と言えば○○という構図で

売れている事例はたくさんあります。

チキンと言えば、「ケンタッキー」

映画と言えば「ポップコーン」


ある事を伝えると

瞬間的に思い出してしまう事。

それを専門用語ではトリガーと言います。

まさに、商品を思い出す

引き金ですね。

そこから、ブランド化して

当たり前に買う。

習慣のように買う。

みたいな流れになるんでしょうか。

車もトヨタしか買わない人、

ホンダしか買わない人っていますよね。

その「トリガー」

個人でビジネスされている方や

中小企業の戦略でも有効に

活用できると思います。

ただ、気を付けなければ

ならないのが

「〇〇と言えば○○」

という構図は活用の仕方を

しっかりと考えていかないと

リスク伴うという事。

例えば、LINEの使い方専門家

名乗って有名になった後に

極端な話、LINEが倒産したらどうでしょう?

LINEの専門家の方は

その存在自体の必要性がなくなります。

そればかりか、「過去の人」という

イメージがついてしまいます。

ただ、戦略的に使えば

非常に有効な手段だと思います。









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新里哲也|沖縄プロデューサー
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