今、必要なのは『いろんなディスタンス(距離)』を コントロールする能力
『ソーシャルディスタンス』という
言葉が一般的になりました。
ただ、本来は黒人の方や
エイズウイルス感染患者への偏見から、
心理的にその方々との接触を
回避する現象を表す言葉として
使われていたようです。
日本では『物理的』に距離をとる事と
混同してつかってしまっているようです。
世界保健機関(WHO)は意味を
明確にするために
「フィジカル(身体的)・ディスタンシング」
と言い換えはじめました。
話は変わりますが、
同じ距離をとる意味が含まれている、
『セルフ・ディスタンシング』
という言葉があります。
これは、自分の悩みを
他人事のように視点を変える
心理学的なテクニック。
自分のことを
他人に向けて
話しかけるように
考える方法です。
そうすることで
思い込みにとらわれない答えが
出せるようになるとのことです。
加えて、より正確で冷静な
判断を下すことにつながります。
他人との物理的なディスタンス(距離)、
偏見などによる
心理的なディスタンス(距離)、
自分とのディスタンス(距離)。
今、時代のキーとなるのは、
いろんなディスタンス(距離)を
コントロールする能力を持つ
ことなのかもしれませんね。
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