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竹の節目は成長の拠点であり『しなやかさ』と『強さ』の源

ある意味、人間が最強になる瞬間、それは、
『落ち込んでいる時』なんだそうです。

人は落ち込んでいる時、
注意力や分析能力が
ものすごく高まっている。
だからこそ、人の話を素直に
聞き入れられる事もある。
上手くいっている時ほど、
人の話を聞きいれるのが
難しかったりする。

落ち込んでいる時は
問題を解決したり、
自分を成長させるための
大きなチャンスの時。
ただ、落ち込んでいるだけじゃ
すごくもったいない。

逆にポジティブな気分の時は
大局を見る力や長期的な視点を
見るチカラが自然とアップする。

一番、やっちゃいけないのは、
落ち込んでいる自分を
駄目な人間だと思わない事
なんだと思っています。

落ち込んでいるという事は
今、まさに成長している途中。
落ち込んでいるという事は、
それだけ真剣に考えているという事。

しなやかで、強くて
折れにくい植物として
すぐに思いつくのは竹ですね。
『節目』のある植物は逆境に強い。
植物学的に節目は
『再出発の拠点』
という見方をするそうです。

節目を作る時間は成長を
遅らせることにもなる。
節目を作らない方が効率的に
より速く伸びることが出来る。
それなのに、竹はあえて、
非効率で時間のかかるやり方で
節目を作りながら伸びていく。

竹の引っ張り強度の強さは
鉄筋の2~3倍もあるそうです。
竹は節目があるからこそ、
逆境に強くしなやかでなかなか折れない。

ただやみくもに伸びただけの茎は、
ものすごく速く成長していく。
ただ、何かの拍子に
茎の先端が折れてしまうと
そこで成長が止まってしまうので
ものすごく弱い。

節目の数は60か所あって、
それぞれが成長の拠点なので、
伸びる時は一気にどんどん成長していく。
竹は一日に80cm~100cm
伸びることもあるそうです。

なんか人間と似ています。
落ち込んだり、上手くいかなかったり、
逆境の経験が節目となって、
その人の『しなやかさ』や
『強さ』や『やさしさ』に変わる。
そして、成長する時は
それぞれが成長の拠点となって
一気にどんどん成長していく。

ちなみに僕の節目は
60か所どころではないです笑

でも、それぞれが
成長の拠点なんだと思っています。

落ち込んでいる時は
成長の拠点をつくっている。
そう思うようにしています。

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新里哲也|沖縄プロデューサー
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