自分のブログは子ども達に残してあげられる財産でもあると思っている

人間大きな事から小さな事まで
一日に『約60,000回』もの
『選択』をしていると
言われています。

世の中、これだけたくさんの
情報がある中、
何をするにも、何を買うにも
ものすごい数の選択肢がある状態です。

昔はスパゲッティは
ナポリタン一択でした。

今は、パスタというおしゃれな
ネーミングに変わり、いったい、
何種類あるのか想像もつかない。

現代人は『選択肢地獄』の中に
いると言われています。

選択肢が多いというのは
良い面も当然ありますが、
デメリットもあります。

選択肢があまりにも多すぎて、
選べずにいる状態なら
実質的に選択肢がないのも同然。

『世の中にはもっと
　いい選択肢があって、
　自分はそれを
　見逃しているかもしれない』

何かを選択したあとも、
選択肢の多い現代は
自分の選択に不満を
もちやすいと言われています。

想像上の選択肢は、
実際には存在していない。

それなのに後悔だけは
絶対にしたくないので、
常に、
『最善の選択』を目指して
とにかく情報を集めようとする。

情報を集めれば集めるほど、
余計に決められなくなってしまう。
まさに『選択肢地獄』

コロンビア大学の実験で分かった
『ジャムの法則』
スーパーで試食のジャムを
24種類準備したら、
試食して購入した人は
3％しかいませんでした。

種類を6種類に減らしたところ、
購入する人が
30%に増加したそうです。

人は選択肢が多すぎると
『選択しない』という選択をする。

現代人は自分で選択する
能力が低下していて、
『思考停止状態』とも言われています。

その分野のカリスマや
インフルエンサーや芸能人が
奨める商品やサービスを選択する。

レストランを選ぶ時も
参考にするのは
『食べログ』や『おすすめ』
『ランキングサイト』などがほとんど。

何かを選ぶ時に
自分の判断でお店を
選んでいるようで
実は他人の評価が
判断基準になっていて、
それによって動かされて、
上手くコントロールされています。

『自分で選んでいるようで
　　　自分で選んでいない』

完全に仕掛けられています。

『自分がどう感じたか』よりも
『他人がどう感じたか』の方が
優先順位が高くなり、選択権を
他人にゆだねてしまっている状態です。

特に日本人は世界一、
マスコミの情報を
信用する国民とも言われており、
コントロールしやすいと
されています。

『会社選び』も『商品選び』も
ろくに知れべもせずに
知名度や誰かのおすすめだから
という理由で選ぶ。

思考停止状態の人間の
行動をコントロールするのは
ものすごく簡単です。

人は何かを決断する時に
ものすごく
『大きな負荷』がかかります。

その負荷から
逃れたいと思っていて、
誰かに代わりに選んで
欲しいと思っています。

そこに付け込まれて
いるんですね。

特にリーダーと呼ばれる方々は
常に何かの選択や決断を
迫られて生きています。

ものすごい負荷です。

『商品やサービス選ぶとき、
　その企業を選択する理由は？』

という質問に対して、
31.5%の人が
『自分にとって役に立つ情報を
　与えてくれる方を選ぶ』
と答えています。

人は問題を解決してくれたり、
有益な情報を与えてくれる
人や企業から商品やサービスを買う。

ただ、今は単に
『良い情報をくれる人』の価値が
どんどん、下がってきており、

『一緒に実践して
　完成まで付き合ってくれる人』

の価値が上がっていると
言われています。

『情報』よりも『体験』
の価値が上がってきていると
言い換える事も出来ます。

これだけ情報があふれかえっている
時代に商品やサービスだけで
差別化するのは本当、至難の業です。

結局、選ばれるのは
それを扱っている『人』です。
その人の人間性です。

大衆から『共感』を
得ている人のところに人が
どんどん、集まって
いることに気づきます。

その人の『人間性』や
『人間臭さ』が見えるから、
『この人は自分のことを
　分かってくれている』
そう感じるから
『何かあったらこの人に頼もう』
『この人に会ってみたい』
そう感じるんだと思います。

人間性を感じない
単なる情報なら、
AIの方がはるかに有利です。

自分の思考や経験、
自分らしさ、
自分にしか伝えられない事を
自分の言葉で伝える。

そこに価値を感じてくれる人と
つながっていく事の重要性は
どんどん、高まってきていると思います。

『私は全然、まだまだです』
『自分よりもっとすごい人がいる』

そう言っている人と
会うことがあります。
でも、自分よりも
すごい人がいることと、
相手から選ばられることは
本来、まったく別の話です。

どんなに自分よりも
優れた人がいたとしても
『あなたじゃなきゃだめ』
と言ってくれる人は必ずいる。

今、人は『決断』を
アシストしてくれる人や情報、
代わりに『選択』してくれる人を
必死に探し続けています。

人の役に立つ情報を
発信している人にとっては
大きなチャンスです。

今すぐうまくいきたいなら、
インフルエンサーと呼ばれる人と
組む方がてっとり早い方法です。

でも、もし『３年後』を
判断基準にするのならば、
今から淡々と
人の役に立つ情報、
人が元気になる情報、
自分だけが持つ経験やノウハウ、
自分だけのオリジナルコンテンツを
ネット上にあげておいた方がいい。

今やそれが一番の
『セーフティネット』
なんだと思います。

それはやがてその人の資産となり、
その人の身を守る事に
繋がっていくと思います

いつか僕が書いた文章を
子ども達が読んで、

『お父さんはこんな事を
　考えていたんだ』

『お父さんはこんな
　　人間だったんだ』

『お父さんはこんなにも
　いろんな人のために
　情報を発信していたんだ』

そう感じてくれて、
一瞬でもいいので、
元気になってくれたり、
何かのヒントになってくれたら
嬉しいと思っています。

『お金』という財産は
残せないかもしれませんが、
一生なくなる事のない、
『思考』『経験』
『ノウハウ』『誇り』『志』
という名の財産を残しておいてあげたい。

そう思いながら、
今日もいつもと変わらず、
自分の考えている事を
自分の言葉で淡々と投稿しています。

そこに関しては
相続税の心配は
一切、ありません。