Shinya

医療的ケア児、重症心身障害児の子どもが生まれてから人生激変!現在小学校教員として働く。重い障害のある子どもの育児と仕事の両立を目指しています。

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医療的ケア児、重症心身障害児の子どもが生まれてから人生激変!現在小学校教員として働く。重い障害のある子どもの育児と仕事の両立を目指しています。

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自己紹介

はじめまして!ご覧いただきありがとうございます! Shinyaと申します。 プロフィール 名前 | Shinya 職業 | 公立小学校教員 私(父)、妻、子2人の4人家族 経歴など  大学卒業後、教員として中学校→小学校と勤務。通常学級、特別支援学級の担任や、特別支援学級主任などを経験。 2人目の子どもに重症心身障害と医療的ケアがあり、産後に同じく教員だった妻が育休後に退職。 私は、きょうだい(※)が小学校1年生のときに教室に入ることが怖くなり、登校を渋るようになっ

    • 2022PISA調査の1つの見方

      2022年のPISA「学習到達度調査」で、日本の読解力は15位から3位 に上昇したらしい。 その他科学的リテラシーも5位から2位に、数学的リテラシーは6位から5位に上昇。 このことで、日本の教育は正しい方向に向かっていると捉えるのはいい加減やめた方がいいだろう。 きっとお国の人たちはこれを教育政策の成果だと強調するだろうが、おそらくそれは違う。 まずこれを成果だとするなら、子どもたちが勉強を頑張った成果であろう。 この調査は高校1年の6〜8月に行われることを考えると、この結

      • 普通学校か特別支援学校か3

        今回は「普通学校か特別支援学校か2の続きです。 制度の壁医療的ケア児を育てる親にとって制度の壁は高い。 現状では、医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律(以下、医療的ケア児支援法)が昨年に施行されたことにより、医療的ケア児の環境は以前よりよくなってきている。 とはいえ、まだまだ制度が整うのは時間がかかりそうだ。 とりわけ、障害や医療的ケアのある子どもを育てる親の育児と仕事の両立は難しい。 何とかしている親を何人も見てきたが、皆、深夜も仕事をしているようだ。 本当

        • 自分の責任は?

          国がフリースクールの存在を認めたことに愕然としたそうです。 また、不登校、大半の責任は親、なのだそうです。 おそらく少なからぬ人がこの発言に愕然としたのではないでしょうか。 不登校の本質的な問題は教育を受けられないこと。 責任を追及することよりも、子どもが教育を受けられない問題をどうするか、を自治体のトップは考えなければならないだろうと思います。

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        自己紹介

          普通学校か特別支援学校か2

          今回は「普通学校か特別支援学校か」の続きになります。 なぜ医療的ケア児を普通学校に?なぜ医療的ケア児を普通学校に通わせたいと親は考えるのだろうか? 理由は様々あるが、大きな理由が2つある。 我が子を地域に 1つ目の理由は「地域の友達と一緒に学校生活を送って欲しい」だ。 背景には親の切実な想いがある。 私が相談に乗ったあるお母さんは、 「今まで一緒に過ごした保育園の友達と離れてしまうのは可哀想。将来のことを考えても、地域の子ども達との関わりは必要」だと考えていた。 この考

          普通学校か特別支援学校か2

          普通学校か特別支援学校か

          嬉しい就学?5歳になり、来年度には小学校に入学する。 ランドセルは何色にしようか? 友達はできるかな? どんな勉強をするの? 期待と不安でドキドキするのは、親も同じだ。 しかし、中には不安ばかりを募らせる家庭もある。 その一つが医療的ケア児の家庭だ。 医療的ケア児とは、恒常的に医療的ケアが必要な子どもで、人工呼吸器、酸素療法、経管栄養などを必要とする。 医療的ケア児は子どもによってケアの種類も数も異なる。 そんな医療的ケア児を持つ親にとって、子どもの就学には大きな壁が

          普通学校か特別支援学校か