毒親の母とボク

画像1 母はお風呂から出てきた、ボクに言った。お前のオチンチンは、こんなだよ。小さくて見た事ないよ。病院行った方がいいんじゃない?中学生のボクは、それから、オチンチンが、他の人よりも小さいんじゃないかと、悩み続ける事に、なった。思春期の男の子に、絶対に言ってはいけないその、一言を、言ってしまうのが、母だった。悪意は、無かったのかもしれないけど、誰よりも好きな、母に、短小と言われたダメージは、大きかった。恥ずかしくて、病院にも行けず、男子トイレでは、隣の、男性の、オチンチンが、気になって比べてしまうのだった。
画像2 短小で、包茎だったボクは、完全に、男性として、自信が、持てなかった。女性と、付き合う事が、あの母の一言で、怖くなり、コンプレックスになっていった。学生時代に、何度か、女性と付き合おうとした事が、あったけど、どうしても、セックスが、近づいてくると、母の顔が、浮かんで、ボクは、短小だから、ダメだと、逃げ出してしまうのだった。そんなボクが、男性として、自信を取り戻したのは、47歳になって、最愛の人が、出来たからだった。母が、亡くなってから、一人で生きていくつもりだったボクの前に、彼女は、現れるべきして、現れた。
画像3 初めて母の話しを、した女性であり、男性としてのボクを、初めて受け入れてくれた人で、今の自分が、生きる意味を知った人でもあります。こんなボクをと、共に、歩んで行きたいと言う彼女が、愛おしいし、守って行きたい。そんな気持ちになるとは、予想していなかった。そんな彼女が、母に会っていたら、排除されていたかもしれない。でも、ボクの閉ざしていた心を、開いてくれた慈愛だけは、母にも届いたと思う。それこそが、彼女の美徳だから。セックスは、母が、言うような汚らしい物ではなく、崇高で、尊い物だと、教えてくれた彼女にありがとう

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